2025年12月号
「当たり前」の更新
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街路樹の葉が一気に色付き、
歩道に落ち葉の絨毯が広がっています。
朝晩の冷え込みが日に日に増し、
相模原も山間部では霜が降りています。
お元気にお過ごしでしょうか。
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「あっという間に秋が終わっちゃったね」
「今年の夏は暑いね～」に続いて登場した、ここ数年、毎年のように聞かれる台詞です。
絶好の行楽日和だったことも手伝い、先月下旬の3連休の箱根は紅葉を求めた観光客で大賑わいだったそうです。ニュースでは大涌谷での大渋滞の様子が伝えられていました。わずか1km進むのに80分も要するほどだったとのことでしたので、いかに大変な混雑ぶりだったのかがうかがえます。
そして、今月に入って早々のことです。黄金色に輝くイチョウ並木の美しさを伝えたニュースの直後のお天気コーナーでは、「西日本や東日本で初雪ラッシュ」「東北や関東甲信で警報級の大雪警戒」などの言葉とともに、寒波襲来による大雪のおそれが伝えられていました。秋が短くなったと感じているとはいえ、ここまでかと驚きました。
写真は2年前の当通信でご紹介した奈良の柿の葉すしです。色鮮やかな紅葉に包まれたものが、この時期限定で販売されています。5年前は2ヶ月以上の販売期間があったのですが、今年は1ヶ月も満たないものでした。短い秋の影響です。35℃以上の猛暑が今や当たり前になったように、短い秋がこれからの当たり前になるのでしょう。「四季」ではなくなり、「二季」になったというのも本当かもしれません。
先月開催された推薦入学者向けの不動産相談会は例年同様に今年も大変な盛況ぶりでした。
開始時間前から会場には長い行列ができるほどです。ご来場者の中には、お部屋探しのために何度も淵野辺に足を運ぶのが大変という地方の方も多く、相談会の限られた時間で新生活の目処を立てておきたいというお気持ちが伝わってきます。
今月に入り、各大学の推薦入試の合格発表が行われ、物件のお問い合わせ、内見のご予約、ご来店が増えています。いよいよ繁忙期のスタートです。
弊社にお問い合わせくださる方々は、トーコーキッチンご利用希望もあることから、事前に弊社HPで掲載の管理物件の中からお申込み候補物件を絞り込んできてくださる方が多いのですが、実際に内見してみると、「想像と違ったので」「思ったより、こっちの方がよかったので」などといった理由で元々の候補物件とは違う物件をお申込みされることが往々にしてあります。それは、内見前に抱いていた「当たり前」が更新されたからです。
自身の「当たり前」は、自身の「経験」から生まれることが多いからなのかもしれません。弊社管理物件に住むのが初めて、そして、淵野辺での生活が初めてならば尚更のことです。
オーナーの皆様からお預かりしている管理物件のことを熟知し、そして、淵野辺という地域で日々働いている私たちの持つ情報や経験を加味することで、それまでは見えなかったものが見えるようになり、これから始まる淵野辺での新たな暮らしを鮮明に描いていただけるようになります。想像の共有、未来の共有です。
内見前に抱いていた「当たり前」を更新することこそ、私たちの使命であり職責です。私たちは「お部屋探し」という行為のお手伝いしているのではなく、その先にある「淵野辺での新たな暮らし」をいっそう楽しいものにするためのお手伝いをしているのですから。
今月は毎週末のように大学で開催される新入生向け不動産相談会に出席させていただきます。オーナーの皆様からお預かりしている大切な物件と私たち東郊住宅社の特性を活かし、「東郊住宅社に任せてよかった」「東郊住宅社の物件に入居してよかった」の声を一つでも多くいただけるよう、新たなご縁をつないでまいります。
おかげさまで今年もスタッフ全員が笑顔で元気にお仕事をさせていただくことができました。
これからも変わらず東郊住宅社に関わってくださる皆様に喜んでいただく仕事を丁寧に積み重ねていくことを第一と肝に銘じ、新たな一年を迎えたいと思います。
来年も何卒よろしくお願い申し上げます。
皆様、良いお年をお迎えください。
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