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The Newsletter for Owners
2021年2月号
「非常時に備え着実に」と「緊急事態宣言下の繁忙期」
立春も過ぎ、にわかに春めいてきました。
春は曙とうたわれる通り、朝焼けがきれいです。
お元気にお過ごしでしょうか。
非常時に備え着実に
池田 信
コロナはなかなかおさまりそうもありませんが、ワクチンができたり、生活習慣の見直しもできてきましたので、もう少しで危機脱出のような気がします。コロナのために苦しんでいる人や、失業・廃業・倒産など危機にある人もいるでしょう。何とか頑張って良い時を迎えてほしいものです。
こんな時でも行列をつくっているラーメン店があります。リフォーム屋さんに高齢者対応で開き戸を引き戸に替える工事を依頼したところ、一度採寸しただけでピッタリの引き戸をつくってきました。道路の水道の漏水を音を頼りに見つける人がいました。
熟練の技や優れた仕組みは、どんな危機でも乗り越えます。この時機アパート・マンション・駐車場を満室経営しているオーナーもいます。見習って悠々と賃貸経営したいものです。そのために日頃から、非常時に備えて着実な経営をしていきましょう。
これからもよろしくお願いします。
緊急事態宣言下の繁忙期
池田 峰
124年ぶりに2月2日が節分の日となったその日、首都圏、関西圏など10都府県における緊急事態宣言の1ヶ月延長が決定されました。これで、さしあたっての解除日は「3月7日」となり、今年は例年とは似ても似つかぬ、全く異なる繁忙期を迎えることになりました。
先月も記したように、この情勢の変化に、サービスを提供する側である私たちも日々思案を余儀なくされますが、サービスを受ける側であるお客さまも大変苦慮されています。
当初予定の「2月7日に宣言解除」の雲行きが現実的にあやしくなってきた1月中旬を過ぎた頃、延長とともに更なる厳しい自粛要請が発出されるのではという懸念を伴って、驚くほど一気に物件のお問い合わせが寄せられました。そして、急ぎでの内見希望が集中しました。
大学の一般入試の合格が発表されるその前に部屋を決めておきたいと思っていた皆さんが、この状況下で部屋探しをするタイミングをずっと見計らっていらっしゃったのでしょう。
実際にはご来店せずに、360°カメラで室内を撮影した全方位パノラマ写真やスマホのカメラ機能を使ってご案内するオンライン内見を経てお申込みいただく方も増えてきましたが、やはり自分たちの目で一度は確認しておきたいという方も当然多くいらっしゃいます。
今春、晴れて大学生となる息子さんを持つご家族にご苦労を労い、そのような中でもご来店くださった御礼を申し上げたときのことです。お母さまがこう仰ってくださいました。
「私たちは東郊住宅社さんがいる淵野辺の大学でラッキーでした。私たちは、東郊住宅社さんだけを訪れ、東郊住宅社さんの物件の中だけから選べば良いのですから。他のエリアの大学に進学することになった息子の友人のお母さんに羨ましがられました。このコロナ禍で何軒もの不動産屋さんを駆けずり回らなくて良いだけでどれだけありがたいことか、って」
このご家族が当社の物件に絞ってくださった決め手は、「礼金0・敷金0・退室時修繕義務なし」と「トーコーキッチン」、そして、それらに表れる当社の企業姿勢だったそうです。
おかげさまで、テレワークにより住まいを都市部から移せるようになった社会人の方、これから勤める地元企業のご推薦でご来店される新入社員の方、お子さまのご意向で呼び寄せられた単身高齢者の方にご入居いただくケースが、以前に増して多くなってきています。
大変身の引き締まる思いです。皆さまのご期待を裏切らぬよう、今後も研鑽してまいります。
そして、スタッフ一丸となり、今年も変わらず満室を目指します。
引き続きお力添えの程、何卒よろしくお願い申し上げます。
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