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The Newsletter for Owners
2020年6月号
「変化する経営」と「新しい日常」
梅雨入りも迫り、緑濃くなる季節です。
黒アゲハが椿の木の陰から飛んでくるのを見ました。
お元気にお過ごしでしょうか。
変化する経営
池田 信
緊急事態宣言が解除になり、少し落ち着いてきました。しかし、世界を見るとまだまだ拡がっています。日本も第2波、第3波に注意する必要があります。
今のところ、当社や当社の近辺では感染はありません。これからも手洗い、うがい、マスク、消毒をして防衛していきます。
賃貸住宅の居住者にも患者は発生していません。入居率や移動にも変化はありません。
今後は、入居者の生活変化に気を配っていくことが必要です。失業や、休職、廃業など入居者の生活が脅かされることが起こり得ます。外出の自粛や在宅勤務などで、住まいに求められるものが変わることもあります。すでに騒音トラブルが増加し、殺人にまで発展した事件も報じられています。賃貸住宅経営がうける影響も少なくありません。
オーナーの皆様と共に変化する経営をすすめていきましょう。
これからもよろしくお願い致します。
新しい日常
池田 峰
緊急事態宣言が解除され、「新しい日常」がスタートしました。しかし、解除からわずか1週間で東京アラートが発動され、第2波への警戒は予断を許さない状況が続いています。
当社は6月1日より通常営業を再開しました。引き続き、出勤前の検温、声掛けによる健康状態の確認、マスク着用、アルコール消毒、常時窓を開けての換気、飛沫感染防止パネルやビニールシートの設置、可能な限りの接触機会削減を行っています。これからは、熱中症対策への注意も必要になり、快適な室温の維持管理も重要になってきます。
緊急事態宣言の一部解除が行われた5月中旬くらいから徐々に問い合わせや来店が増え、人の動きが見られ始めました。お部屋探しでは、引越時期を見合わせていた方、転勤などで引越しの予定が発生した方などが主です。
一方、印象的だったのが、駐車場の新規契約です。5月下旬から毎日お申込みが複数ある日がしばらく続きました。新生活開始と建設工事がその多くの理由だったため、止まっていた社会が再び動き出した感じがしました。
トーコーキッチンは48日間の休業期間を経て、5月27日より通常営業を再開しました。検温、マスク着用、アルコール消毒、換気などへの引き続きの徹底に加え、席数を減らし、各席に飛沫感染防止パネルを設置しました。来店時の感染防止対策も大変協力的で、食堂スタッフとの笑顔の再会を喜んでくださっています。
このような未曾有の事態の渦中にも関わらず、事業者を含む当社管理物件入居者の皆さまは、引き続き落ち着いて状況を判断し、動向に対応してくださっています。オーナーの皆さまも、変わらずのご理解・ご協力・ご支援の姿勢を示してくださっています。
当社は本当に恵まれています。
改めまして、皆さまに心より御礼申し上げます。
緊急事態宣言が解除された今なお、まだまだ先が見えない状態が続いています。いや、むしろ、緊急事態宣言が解除された今の方が、先行き不透明感に現実味が帯びたように感じます。
当社は皆さまから賜るご厚意を感謝の念と共に力に変えさせていただき、過去の経験から備えるべきところはきちんと備え、未知の世界へは変化を恐れずに順応してまいります。
引き続き、皆さまくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいますようお願い申し上げます。
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