オーナー通信セミナー開催報告やオーナー様に役立つ情報、お届けします。

The Newsletter for Owners

2010年7月号

侵入盗事件がありました。

梅雨のさなか、蒸し暑い日が続きます。 でもこれで正常なのです。 お元気にお過ごしでしょうか。 去る6月19日に第20回のオーナーセミナーを行いました。約50名のオーナーの方々に御出席を頂きました。 当社からはアパート・マンションの室内のカラーリングについて話しをさせてもらいました。個性的な部屋をつくることによって入居希望者に選んでもらう動機になります。 汚れやすい所に濃い色のクロスを使えば、汚れを感じさせず永く使えます。 櫻内工務店さんからは、太陽光発電の説明がありました。 今年から東京電力へ売る売電価格が2倍に引き上げられ、経済効率が良くなったそうです。採用したお客様の満足度も上がったとのことです。 メインセミナーの北村弁護士からは、賃貸借にかかわる法律問題を解説してもらいました。沢山の設問に答えて頂きました。 次回は桜木町駅前に新しく出来た東京電力のショールームを訪問し、オール電化を実感してもらう企画をすすめています。電気を使うIHクッキングヒーターは、ガスレンジに比べて火災発生率が大幅に低下します。アパート・マンションで火災の危険を減らすことは、賃貸住宅経営にかかるリスクを減らすことになります。そういう観点で電化をみてもらいたいと思っています。横浜へ行けば、もちろん中華街です。中華街での食事もセットする予定です。是非御参加下さい。

先日、当社管理のマンションで侵入盗事件が発生しました。幸い人的被害はなく、財布とカバンを盗られただけで済みました。被害にあった女子学生は実家へ戻るということで退室しました。原因の一つは、玄関ドアの鍵をかけていなかった事でした。何故かけていなかったかというと、エントランスがオートロックなので、部屋のドアもオートロックだと思っていたとのことです。カードキーを渡し、外出の時に鍵をかけていたのですが、室内にいる時は、オートロックだと思い鍵をかけず、内側からかける防犯バー(チェーンと同じ機能)だけをかけていたとのことでした。玄関ドアの内鍵がサムターンカバーで覆われていて、内鍵が見えていませんでした。内鍵をかけるためには、サムターンカバーを一度外して、それから内鍵を回さなければなりません。このことを入居者によく伝えていなかったのです。侵入者は玄関ドアの防犯バーを外側から手を入れて、マイナスドライバーで外していましたが、手首が曲がった状態でよく外せたものです。

この事件で当社は反省しました。 1.部屋の引き渡しは必ず部屋まで行き、設備・器具・用具・シャッターや雨戸等の使い方を説明する。もし当日の立ち合いが出来ない時は、1週間以内に必ず訪問して説明する。 2.オートロックマンションの場合、オートロック機能は完全ではないことを説明し、部屋の鍵をかけ、用心してもらうことを説明する。例えば、正規の入居者がエントランスドアを通ってから10~20秒位はロックされない。そのため後を付けて入れる。その他にも壁や廊下や隙間から乗り越えて入れる所がある。 3.今回の場合サムターンカバーといってサムターン回しを防ぐカバーが付いていた。   その為ドアの内鍵が見えないつくりになっていた。現場で実際に鍵の開閉方法を教える必要があった。 深く反省し、被害者の方にお詫びをしたいと思っています。

これから日本社会はもっともっと劣化していきます。就職して真面目に働いていれば良 い人生が送れたという時代は終わっています。大企業は海外へ出て行き、日本は空洞化していきます。高齢化と人口減少がすすみ、活気が失われていきます。消費税が上がると小企業は淘汰されるでしょう。といって財政再建は急がないと、将来もっとひどいことになるでしょう。社会情勢が悪化していきますので、アパート・マンションの安全を維持するコストもかかるようになります。家賃の不払いも増えます。空室も増えます。 賃貸住宅経営には、次々と難題がふりかかってきます。とはいえ、何業でも難しい時代になりますので、賃貸住宅経営だけが難しい訳ではありません。 先程の事件があったマンションでは、フェンスと防犯カメラを設置することになりました。防犯の観点から、もう一度アパート・マンションを見直していきます。新しい設備を提案することがありましたら、是非ご検討下さい。 これからもよろしくお願い致します。

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