オーナー通信セミナー開催報告やオーナー様に役立つ情報、お届けします。

The Newsletter for Owners

2008年6月号

第16回のオーナーセミナーを開催します。

暑かったり、寒かったり、変化の激しい毎日です。 体調維持に、いつも以上に気を使わなければなりません。 お元気にお過ごしでしょうか。 6月14日(土)に第16回のオーナーセミナーを開催します。参加のお申し込みも 順調に頂いています。ありがとうございます。 最近当社の近くのゴミ置場がカラスに荒らされて、目にあまります。指定日以外の日に生ゴミを出す人がいて、カラスにつつきまわされています。 ひどい時は道路いっぱいに広がり、風の強い時は30m以上飛ばされています。ご近所の方や、ご近所の会社の方が掃除をしてくれます。当社も時々やります。世の中にはルールを守らない困った人がいる反面、善意の人もまだまだ沢山います。良く考えてみると、同じ一人の人の中にも善と悪が共存しています。善い面をみて、善い意志を引き出して、善い事をして、楽しく暮らしていくようにしたいものです。 ゴミ置場の方は、場所を移動してネットをかけ、ベニヤ板で囲い大分改善されました。新聞記事でカラスが磁石を嫌がると書いてありましたので、試してみようと打ち合わせたところです。

最近原油、原材料、食料などが急激に値上がりしています。 食料をめぐって死者がでるような大暴動の起きている国もあります。どこまで値上がりするのか、まだまだわかりません。16世紀には、イタリア中心の地中海経済に当時の新興国であった、イギリス、フランス、ドイツが合流した時、小麦の価格が8倍になったという記事をみました。それ以来の出来事になる可能性があるのだそうです。 マンションの建築費がこの2年間で、1.5倍になったとマンションデベロッパーの社長が話していました。 現在、賃貸アパート・マンションを経営している人にとっては、新規供給が減ることや、賃料水準が上がることで、良い影響が期待できます。これまでは、デフレ経済の中で、新規供給の方が安い建築費でつくり、安い賃料設定をしてきていたので、既存のアパート・マンションは苦しい競争をしてきました。 今後は逆になるでしょう。

もっとも、2年間で1.5倍の建築費という値上がりでは建てること自体不可能になるでしょう。この1年で石油が2倍、石炭が3倍、小麦が2倍という値上がりが、はじまりに過ぎないとしたら、賃料も2倍3倍になる可能性があります。 もっとも入居者がその賃料を払えるだけの収入を得ることが出来るとしての話です。 5月の退室者のうち3人に1人が実家に帰るという理由でした。 生活を縮める、家族で身を寄せ合うという傾向が相変わらず続いています。新聞でも、テレビでも、ワーキングプアーの話がいっぱいでています。若者が不安定な形で働いていること、長時間労働を強いられていること、低賃金が横行していることが報じられています。ネットカフェで寝泊まりして、日払いで働いている例などは悲惨です。こういう状態だとアパート・マンションがいくら空いても、お客様になって頂くのは無理です。

今後どのように変わっていくのか、注意が必要です。 変わっていく時代や、社会に合わせて、私たちも変わっていかなければなりません。 勉強をして、また事業をみつめて、変化に合わせて弾力的に変わっていくつもりです。 今後とも御支援の程宜しくお願い致します。

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