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The Newsletter for Owners

2008年9月号

桜美林大学に中国の留学生さん。

秋の気配が濃くなりました。 まだ暑い日がありますが、風は涼しくなっています。 お元気にお過ごしのことと思います。 この時期、店頭をにぎわしてくれているのは、中国の留学生です。桜美林大学にきています。大学の生協の紹介で、一度に10人も15人も来る日もありました。家賃は、3万円から4万円台を選んでいますので、当社の手持ち物件では足りず、他社の物件を紹介しています。 その桜美林大学も、2年後には淵野辺駅の近くに学生寮300室をつくる予定なので、留学生特需もなくなってしまいます。

経済環境の変化には恐るべきところがありまして、不動産の動きがまったく停止してしまいました。昨年の夏には都心で売り惜しみがみられるといわれる程、活発に動き、値上がり期待でふくらんでいたものが、秋以降一転買い手が不在になりました。ファンドとかリードとかアメリカ型の新しい不動産の流動化方法、不動産を金融商品にする方法が突然動きをとめてしまいました。 建て売り住宅、分譲マンションも値上がりしたため、一般の人の購入能力を超えてしまい、売れなくなりました。 取り残された不動産、建設業者が、次々に倒産しています。 銀行も融資の引き上げに懸命です。 家賃保証会社の中でも、ファンドに手を出していた会社は、経営危機が噂されています。上場している新興の不動産・建設会社の株価も、1~2年前の10分の1、20分の1です。

賃貸住宅市場の来客が減っています。理由は、節約志向や消費意欲の減退など、デパートやスーパーの売上減と同じです。業界全体で空室問題を最重要問題としています。 空室問題を解決する方法として、リフォームやリノベーションがよくいわれます。 しかし、貸し方が昔通りのやり方で、入居者や入居希望者の望んでいるものと大きくずれています。礼金や更新料、原状回復費用などの金銭面、入居中の要望対応、普段の清掃などのサービス面全てで見直しが必要です。店舗の作り方や、接客サービスも他業界からみれば大きく遅れています。

当社では平成6年から礼金をゼロにして、入居者サービスを徹底するという方針をたて、実行してきました。その結果高い入居率を実現してきました。オーナーの皆様も当社の方針に賛成して頂き、平成16年から敷金ゼロ、退去時修繕義務なしという貸し方に進んでいくことができました。 このことが、他社にはできていません。 今後も難しい状況が続くでしょうが、顧客をもっていれば、乗り切っていけると思っています。オーナーの皆様の御協力を得ながら、顧客を大切にする経営を続けるつもりです。 こんな時でも、行列をつくっているラーメン屋があります。 見習いましょう。 顧客をファンにする営業活動が必要です。 これからも宜しくお願いします。

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