オーナー通信セミナー開催報告やオーナー様に役立つ情報、お届けします。
The Newsletter for Owners
2019年5月号
「今あるものを大切に」と「地域のプロになる」
風薫る5月、緑の美しい季節です。
令和の時代の始まりです。
お元気にお過ごしでしょうか。
今あるものを大切に
池田 信
史上初の10連休でした。当社は休まず営業しました。これは例年通りです。
来客や不意に起きる入居者からの要望に備えてのことです。幸い大きな事件もなく無事に過ごしました。
これから秋までは来客の少ない時期になります。
この時期は毎年管理物件の調査をし、改修や設備・防犯などの検討をします。共用灯や屋上清掃をします。
建物は毎年古くなり、求められる設備も変わってきます。
今は20年後30年後が見通せない時代です。社会の変化は速く人口減少もはじめての経験です。
IT、AIも急速に進歩しています。
こんな時は、新しい大規模な投資は控え、今あるものを最大限有効に使うのが賢明だと思います。今あるアパート・マンションに追加投資をし、手入れをし、設備更新して使うのです。
古くても手入れのいき届いた建物は充分競争力があります。その上に当社の徹底した入居者サービスを加えていけば、満室経営を続けていけると思っています。そのためにはオーナーの方々のご協力が必要です。よろしくお願い致します。
今年はオーナーセミナーを中止することにしました。オーナーの皆様との親睦と情報交換のためにはじめたオーナーセミナーですが、20年経ってその使命は果たしたと思うからです。今後はこのオーナー通信で情報提供をしていきます。
一年中で一番良い季節です。
お体大切にお過ごし下さるようお願い致します。
地域のプロになる
池田 峰
先日発行の業界紙『住宅新報』によりますと、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)における繁忙期(12~3月)の居住用賃貸物件成約数が引き続き減少し、特に3月の成約数が大きく落ち込んだことにより、その傾向が加速したそうです。
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【繁忙期の居住用賃貸物件成約数状況】※アットホーム調べ
<首都圏における繁忙期の成約数>
2017年…94,605件、2018年…93,479件、2019年…87,360件
<2018年12月~2019年3月の首都圏における成約数の前年同月比>
12月…2.7%減、1月…2.1%減、2月…4.6%減、3月…前年同月比13.5%減
<2019年3月の首都圏エリア別での成約数の前年同月比>
東京23区…17.3%減、都下…12.8%減、神奈川…8%減、埼玉…7.5%減、千葉…18.6%減
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軒並み減少している一方で、「業況感は悪くない」と捉えている事業者も多いことに触れ、好不調の二極化が進行し、多様化・個別化する市況に応える地場業者の“地域のプロ力”が今後一層重要となるだろうと報じています。
先月お伝えした通り、当社はおかげさまで、3月単月はもちろん、1~3月の結果が前年を大きく上回り、過去5年で一番の好成績となりました。4月のトーコーキッチンの来店者数および売上も過去最高となりました。しかし、まだ満室に至っていない物件があります。
繁忙期が終了しましたが、通学困難などの理由から部屋探しをする学生、落ち着いた時期での住み替えを希望する社会人など、ご来店は途絶えていません。当社をお選びくださった一つひとつの貴重なご縁を大切にさせていただき、着実に満室を目指します。
引き続き、お力添えの程よろしくお願い申し上げます。
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