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The Newsletter for Owners
2018年11月号
「努力の継続」と「台風を越えて」
台風や地震も落ち着き、秋らしいさわやかな日が続いています。
お元気にお過ごしのことと思います。
努力の継続
池田 信
青山学院大学が、出雲、伊勢と駅伝2連勝し、いよいよ箱根5連覇に挑戦します。
年々選手は入れ替わっていくなかで、勝ち続けていくのはすごいことです。監督、リーダーの力です。
会社経営でも、賃貸住宅経営でも見習いたいものです。
桜美林大学が箱根駅伝出場を目指して予選会に挑戦しています。山梨学院大学で名選手としてならしたステファン・マヤカ氏を監督に迎えています。朝5時頃には、淵野辺駅周辺で桜美林大学の駅伝選手とおぼしい若者が走っているのをみかけます。今年の予選会は39校出場のうち27位で、箱根出場権を得ることはできませんでした。
11位までしか箱根に出場できません。しかし、3年生のキサイサ選手が個人では1位、しかも昨年にひき続いての快勝でした。12人走って上位10人の合計タイムで争われるレースですから、選手層の厚さが問われます。いつか青山学院大学と桜美林大学の淵野辺対決を箱根で見られることを願っています。
東京都と神奈川県の住宅供給公社の、入居者募集のチラシを新聞の折り込みでみました。
礼金なし、敷金減額、2ヶ月家賃無料、9万円商品券プレゼントなど思い切った募集条件です。特に、1部屋借りてくれれば2部屋目は家賃半額、というのは驚くべき条件です。
想定しているのは、大家族で2DK、3DKでは部屋が足りない人でしょう。2部屋目は4階、5階に限るとしているのは、高層階は高齢者が借りないので、若い人を誘おうとしているのでしょう。
賃貸住宅が過剰となる中で、官民入り乱れての入居者獲得競争です。
入居者、入居希望者が求めているものを提供できるかが鍵になります。当社は現在すすめている方向で、入居者の支持を得ています。これからもご支援よろしくお願い致します。
台風を越えて
池田 峰
9月30日夜から翌10月1日未明にかけて相模原にも非常に激しい雨風をもたらした台風24号。JR東日本の計画運休などにより社会が動いていなかったためでしょうか、意外にも1日午前中までに当社に寄せられた管理物件の台風による被害報告は数件程度でした。
しかし、時間が経つに連れ、次々と被害の様子が明らかになってきました。
当社に寄せられた報告件数は計48件。幸いなことに、入居者の皆さんの日常に大きな支障を及ぼす程の重大な案件はありませんでした。これも、日頃よりオーナーの皆さまにご理解とご協力を賜り、物件の手入れを施していただいているおかげであると強く感じています。改めまして、心より御礼申し上げます。ありがとうございます。
今回の台風24号による主だった被害状況は以下の通りです。
・ベランダの隔壁が破損した……13件(27.1%)
・換気扇から雨が吹き込んだ……5件(10.4%)
・テレビが映らなくなった ……4件(8.3%)
・樹脂製の波板が吹き飛んだ……4件(8.3%)
・網戸やシャッターが歪んだ……3件(6.3%)
この他にも、「近隣の植木鉢がころがっている」、「隣家の塀・柵が傾いている」、「駐車場脇の木が倒れている」、「住んでいる地区が停電している」なども一部ありましたが、おかげさまで現在は全て手配・対応完了しています。そして、今回の被害状況の分析と今後の対策を検討し、当社では、頻度と確認内容の両面から常日頃の物件巡回を一層強化します。
中でも特に注意しているのは、強風により物が破損もしくは吹き飛ばされることによって発生する事故を未然に防ぐためにすべきことはないかという点です。今回、古くなって劣化していた樹脂製の波板が風により割れ飛び、隣家の車を傷つけてしまったという報告が1件ありました。物を傷つけてしまうことも一大事ですが、人を傷つけてしまう可能性も十分にあるため、重点的に確認しています。
併せて、入居者の皆さんにはベランダなどの屋外共用部に物を置かないよう、改めて注意喚起をしています。
「経験したことがないほどの……」が枕詞となっている最近の異常気象の脅威が記憶に新しいうちに、順次対策を講じていきたいと思っています。
物件担当スタッフより、防災のご提案をさせていただくことがあるかと思います。入居者の皆さんに安心・安全な賃貸生活を提供し続けることを最重要とし、引き続きお力添え賜れますよう、よろしくお願い申し上げます。
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