オーナー通信セミナー開催報告やオーナー様に役立つ情報、お届けします。

The Newsletter for Owners

2011年5月号

生活支援サービスが充実しています。

緑の眩しい季節になりました。 お元気にお過ごしでしょうか。 ゴールデンウィークも終わり、休み気分から抜け出さなければなりません。今の時期は共用灯の交換を中心に、建物の見回り、屋上の点検清掃など建物の管理業務をやります。今年からは節電が求められていますので、共用灯を支障のない範囲で本数を減らすように工夫をしています。お客様の節電意識は大変強くて、事務所の中も明るすぎると怒られる程です。以前は街が明るくなるように、ショーウィンドーのライトを一晩中つけておいて欲しいと近所の人に頼まれた事もあるのですが、今は消しています。 青山学院大学文系の渋谷本校への移転が1年延びました。大地震の影響で工事が遅れたとのことです。建築資材が不足しているのです。東北は自動車だけでなく、いろいろな資材・部品の供給基地だったのです。移転が延びたため、相模原で部屋を借りるという学生が今も来店しています。 北里大学の海洋学部も大船渡で被災して、相模原へ戻ってきています。 通常は1年間相模原の本校で授業をし、そのあと大船渡へ行くのですが、それが出来なくなったのです。500名程度の学生です。もっとも海の側でないとダメという事で、相模原にいつまでいるのか分かりません。とりあえず当社のホームページに北里大学向けのメッセージ、部屋紹介を追加しました。

毎年の事ですが、ゴールデンウィーク中は交代で休みをとり、事務所の営業は継続しました。ポツポツと来客もあり、いくつかの部屋を決める事が出来ました。 朝、事務所が開くのを待っている女の人がいました。桜美林大学の4年生で管理物件の入居者でした。話を聞くと、深夜のアルバイト帰りにひったくりに遭い、鍵も盗られたので部屋に入れないとの事でした。盗られた鍵も犯人が持っているかもしれないので、カードキーの設定を変えました。こういう突発的な事件がいつ起こるか分かりませんので、事務所は休めません。 こんな事もありました。出社早々に電話がかかってきて、昨夜先輩の部屋で酒を飲んだが、部屋を出てから鍵の入ったカバンを忘れた事に気が付いた。しかし、先輩の部屋がどこだったか分からない、名前も下の名前しか分からない。昨夜は一晩マンションのエントランスで過ごしたとの事でした。調べて教えたのですが、この部屋はよく酒盛りをしていて苦情の多い部屋でした。部屋の住人にはきつく注意しました。 毎年この季節は酒盛りの苦情が多い時期です。学校にも慣れ、友人もでき、部屋に集まりやすい時です。若い人にはありがちの事ですが、周囲が迷惑しますので注意しなくてはなりません。

最近の当社の生活支援サービスは充実しています。 テレビの接続が出来ない ①プラグの形状が違っていた。F型接線のケーブルと交換して接続した。 ②地デジ用のB-CASカードを入れていなかった。カードを入れてチャンネル設定して映るようになった。 まるで電気屋さんのような対応です。 ユニットバスの排水口に髪の毛が詰まる ゴミ受けネットの使用方法と清掃の仕方を教えた。 この例は生活指導です。入居者が当社の社員をいかに頼りにしているか分かります。 トイレが詰まった。 ラバーカップで押送した。トイレットペーパーの使いすぎのようだ。 トイレの水が止まらない。 タンクに入れていたペットボトルがフロートバルブに引っかかっていた。 炊飯器を使うとブレーカーが落ちる。 炊飯器のプラグが溶けかかっていた。ショートしているのでメーカーに修理依頼するようアドバイスした。 以上のような例は賃貸借契約に含まれていない生活上の問題です。一番多い音についての苦情も大手管理会社では扱ってくれない問題です。 生活支援サービスでは町田市木曽のヤマグチ電気が全国的に有名です。電球1つの交換でも喜んで訪問します。そのため、大手安売り電気店の乱立する町田・相模原で2割3割高の値段で家電を売ることが出来ています。長野には雪かきをやってくれるタクシー会社があるそうです。

入居者に安心して快適に住んでもらうことが管理会社の利益であり、オーナーのアパート・マンション経営を健全にする方法です。それは、法律上の賃貸借の権利義務を超えています。 これからもこの方向でアパート・マンション管理をやっていきます。 オーナーの皆様の御支援御協力に感謝しています。 これからも宜しくお願いします。

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