オーナー通信セミナー開催報告やオーナー様に役立つ情報、お届けします。
The Newsletter for Owners
2009年6月号
当社を見学する視察セミナーを行いました。
緑が濃くなっていく季節です。 お元気にお過ごしのことと思います。 6月8日に船井総合研究所が、当社を見学する視察セミナーを行いました。全国から40社90人以上の賃貸管理業者が見学にきました。 当社のビジネスモデルとして、①新しい貸し方、②入居者サービス、③建物管理、④店舗・接客について話しました。その結果、「効率性と生産性を追求する業界の常識と全く反対の事をやっていて、かえって効率的になっていると思った」、「顧客第一主義を徹底している」、「社員が全員イキイキしている」、「店舗が素晴らしい」という評価を頂きました。 当社にとっても、刺激のあるイベントでした。当社は当社のやり方でしか仕事を出来ませんので、現在の方向を更に進んでいくしかありません。
現在、共用灯の交換・火災警報器の設置・屋上の清掃を行っています。火災警報器は、町田市は来年の3月末、相模原市は再来年の5月末が期限です。現在の進捗率は50%位ですが、期限までには設置できる予定です。オーナーの皆様の御協力のお陰です。法律を守るということは、事業者としての義務です。まして、住まいというシェルターを提供する仕事ですから尚更です。共用灯交換も屋上清掃も順調に進んでいます。
5月30日、川崎で57才の一人暮らし男性が、騒音トラブルで隣室の老夫婦とその兄にあたるアパート大家さんの合計3人を包丁で刺して殺す、という事件がありました。騒音トラブルが重大な結果をひきおこしました。 当社でも騒音トラブルは多く発生しています。当社ではそのトラブルの間に入り、両方の言い分を聞いて仲裁しています。川崎の事件に似て、暴力沙汰にまで発展していく可能性のある事件もありました。その事件は当社が引っ越し料を負担することによって、両者を引き離すことに成功してトラブルを収めました。普通はそこまでいかずに、双方に協力してもらってトラブルを収めています。 こういう入居者サービスは今後ますます必要とされると思います。もし大手管理会社のように、隣人間のトラブルには介入しないという方針をとっていたら、トラブルは解決不能になり、最悪のことも起こる可能性があります。そこに到らなくても、どちらかが退去して、空室を抱えこむことになります。入居者の要望を受け止めて、解決のために努力することが大切です。
6月20日にオーナーセミナーを開催することにして準備を進めています。すでに参加申し込みは30名を超えています。今回のセミナーで当社は、最近の入居者要望の実例を、騒音トラブルを含めてお話し致します。共同開催者の櫻内工務店からは、10月1日施行の住宅瑕疵担保履行法の説明があります。メイン講演は安藤社会保険労務士に、現在の労働環境について話をしてもらえます。アパート・マンション入居者の置かれている状況を理解するためです。 不況の中でアパート・マンションの空室が増えています。 価格競争も厳しくなっています。 この状況の中で、競争に勝って、満室を実現するよう努力していきます。 これからも、よろしくお願い致します。
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