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The Newsletter for Owners
2018年2月号
「これからの人口減少にむけて」と「トーコーキッチンで繋がる“縁”」
立春も過ぎ、春の待ち遠しい季節です。
これからの人口減少にむけて
池田 信
1月22日・23日には、大雪が降り交通にも影響が出ました。
当社も凍結や断水、雪かきに追われました。これまで凍結しなかったパイプスペースの中の給水管まで凍結した所がありました。それでも実損を伴うような被害はありませんでした。
新築の建て売りアパート・マンションを買った人から、家賃査定を依頼されることがこのところよくあります。条件が合えば管理を任せてくれるので、当社にとってはビジネスチャンスです。ところが家賃の査定額が依頼者の希望に合いません。買う時に高すぎる家賃設定をし、返済計画をたてているからです。
アパート・マンションを建てて売る事業は順調のようです。投資家がいっぱいいるようです。投資家は現在の低金利を使って30年35年の長期の返済計画を立て、投資をしています。
現在の状況で設定家賃に余裕がないとしたら、5年後10年後はどうなるでしょうか。
恐ろしいと思います。
全国の人口移動の調査が発表されました。2017年に人口の流入がプラスであった都道府県は、7都府県だけです。神奈川県は13,000人の流入で4番目の増加です。相模原市は神奈川県内では人口の流入で4番目で935人です。1位は依然川崎市で7,500人でした。総人口が減少していく中で、増加とはいえこれまでに比べるとわずかです。
総人口は2065年、今から47年後には9,000万人割れ、2100年、今から82年後は6000万人と予想されています。
このような人口動態を前提に、将来計画をたてなくてはなりません。
5年後10年後に満室を続ける賃貸住宅経営のあり方を見つめていきましょう。
トーコーキッチンは正しい解決法の1つと確信しています。
これからもよろしくお願い致します。
トーコーキッチンで繋がる“縁”
池田 峰
つい先日、こんなことがありました。
八王子の専門学校に進学することが決まった北海道在住の男子学生とそのご家族は、ある日、TVでトーコーキッチンの存在を知ったそうです。そこで、八王子へは淵野辺から通うと決め、北海道からお部屋探しのためにご来店くださいました。トーコーキッチン利用が大前提のため、当然、お部屋探しの対象は当社管理物件のみ。彼が初めて一人暮らしする部屋として選んだのは、築15 年のマンションの一室でした。
実は、そのマンションにはもう一つのストーリーがあります。
都内に賃貸物件を所有し、2棟目の所有を検討し始めていたご夫婦は、ある日、インターネットでトーコーキッチンの存在を知ったそうです。そこで、「とにかくトーコーキッチンの近くの物件を持とう」と決め、時間をかけて探し求めた末に所有に至った物件こそが、彼が入居を決めたマンションだったのです。
トーコーキッチンをきっかけに繋がったご縁でした。
いよいよ一般入試の合格発表が始まりました。繁忙期ピークに突入です。引き続き、お預かりしているご資産の価値の最大化を実現すべく、スタッフ一丸となって取り組みます。
さて、本日は最後に一つご協力のお願いがあります。
宅建業法改正により、本年4月以降、契約締結前に行う重要事項説明の際に建物状況調査(インスペクション)に関する説明が義務となります。この改正は、既存(中古)住宅流通促進が目的ですが、説明義務対象となる取引は中古住宅における売買だけではなく、賃貸(店舗・事務所は除く)も含まれます。
ただ、賃貸に関してはあくまでも「建物状況調査実施の有無」および「実施の場合はその結果」を記載・説明する義務となります。「建物状況調査実施の義務化」ではありませんので、どうぞご安心ください。
そこで、当社としましては、オーナーの皆さまへ「建物状況調査実施の有無」と「実施されている場合はその結果」を確認させていただく必要が出て参りました。ご面倒をおかけしますが、正しく契約を取り交わさせていただくために必要な確認作業となります。本日以降、担当者よりご連絡させていただきますので、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
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