2025年3月号
管理会社冥利
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冬の終わりから春先にかけて、
しばしば耳にする「三寒四温」。
今年はかなり激しい様子です。
くれぐれもご自愛ください。
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半袖の人を見かけるほどのぽかぽか陽気だった今年のひな祭り。東京都心は54年ぶりの暖かな3月3日だったそうです。ところが、一転。翌日4日は気温が2度まで下がり、夕方から雪となりました。まるで半球がそっくり入れ替わってしまったかのような気候の変化です。
ちょうど1か月前も同様に「東京23区でも積雪のおそれ」との予報が報じられましたが、今回は前回とは異なり、大雪の予報です。それを受け、雪による立ち往生に対する予防的な措置として、東名をはじめとした関東甲信の高速道路や国道などで部分的な予防的通行止めが行われました。
さらに、それによって影響を受けたのが高速バスです。予防的通行止め実施の発表に伴って新宿発の高速バスが相次いで運休となりました。バスタ新宿では3月4日だけで、その数およそ130便にまで上ったそうです。(余談ですが、空の便は全日空が4便欠航したものの、日本航空は平常通りの運航だったそうです)
トーコーキッチンは5日の営業開始時刻を通常より遅らせ、朝食提供時間に当たる8時~11時を臨時休業としました。4日夜遅くから5日早朝にかけて降雪のピークが訪れると予報されていたため、利用者と弊社スタッフ、双方への積雪による影響と安全確保のためです。
幸い、相模原では深夜半を過ぎても大雪にはならず、路面にも積もっていない様子のまま。スタッフ総出で行う管理物件の雪かき巡回も不要な状況で、今回もほっと一安心でした。
2月25日にはTBSテレビ系列で放送の朝の情報番組「THE TIME,」でトーコーキッチンをご紹介いただきました。「入居希望者殺到!お得なサービス付き物件」という特別企画でした。
…と、ここまで読み進めて、雪予報からTV紹介への流れに既視感を感じ、「あれっ、記憶違い?」「えっ、もしかして超能力?」と戸惑っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
安心してください。大丈夫です。いずれも違います。
大変ありがたいことに、今月もまたトーコーキッチンをTVで取り上げていただいたのです。この繁忙期の時期に2か月連続、しかも全国ネットで取り上げていただけることは本当にありがたく、お部屋探しの際に「TV観ました!」とのお声をいただくことが多くなるため、入居促進へとダイレクトに繋がっているのを肌で感じています。
今回の取材ではアナウンサーの方がリポーターとしてお越しになり、物件紹介、トーコーキッチンの朝食試食、入居者の皆さんにご協力いただいてのインタビューが撮影されました。
朝食を食べに来店した入居者の皆さんへのインタビューは10名以上に行われたでしょうか。皆さん、「トーコーキッチンのある賃貸生活の喜び」を笑顔で伝えてくださっていたのですが、その中でも特に印象的深かったのは、Sさんのインタビューでした。
会社勤めのSさんが東郊住宅社の管理物件入居者になるのは今回で2度目。リピーターです。前回は勤務先の仕事の都合で急遽淵野辺を離れることとなってしまったのですが、半年ほど前に縁あって再び仕事の都合で相模原近郊に戻って来ることとなりました。
そこで、Sさんの頭に真っ先に思い浮かんだのがトーコーキッチンの食事だったそうです。「今度こそ、もっとトーコーキッチンを満喫したい!」という思いと共に、私たちにお部屋探しをご相談くださり、今回のご入居へと至りました。東郊住宅社一択だったそうです。
Sさんのインタビュー撮影の間、胸が熱くなるのを抑えるので必死でした。貸主と借主の間となる管理会社のあるべき姿を追求し、10年前に思い描いた未来図。それを今、Sさんが自身の言葉で現実のものとしてカメラに向かって熱弁してくれているのですから。
10分以上続いたSさんの熱弁は、放送時間の都合上、丸々カットされてしまっていました。残念ながらカメラの向こうにいる視聴者の皆さんには伝わらなかったですが、カメラの後ろでこっそり隠れて見ていた私にはノーカットで伝わりました。管理会社冥利に尽きます。
繁忙期もいよいよ終盤に突入しました。
おかげさまで順調に進んでいます。
皆さまからのご期待に応えるべく、満室実現を目指します。
引き続き、お力添えの程よろしくお願い申し上げます。
書籍「トーコーキッチンへようこそ!~日本一『味どう?』と聞いている不動産屋の話~」好評発売中!
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