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The Newsletter for Owners
2009年2月号
春の入学シーズンが始まりました。
春の兆しをみつけることが多くなってきました。 梅の花が咲いていたり、地面を見ると新芽が出てきたりしています。 フキノトウをいただいて天ぷらにしました。 お元気にお過ごしでしょうか。 春の入学シーズンが始まり、新入生がご両親と一緒に部屋探しに来社するようになりました。学校紹介・学校で発行する雑誌の広告・当社ホームページ・いろいろな方の紹介、さまざまなルートで当社をみつけて来店してくれます。なかには当社ホームページのお掃除隊を見て、それなら安心と考えて来てくれた人がいました。道路で当社の車をみつけて、後をついて来社してくれた人もいました。当社の看板が沢山あるので当社を選んで来店してくれた人もいました。探している方も一生懸命なのがわかります。
今年は大不況の影響で大学選びに変化が出ていると新聞に載っていました。自宅通学を選ぶとか、学費の安い国公立大学を選ぶとか、受験校の数を減らすとかです。さいわい淵野辺にある3大学、麻布・桜美林・青山学院はいずれも特色のある有名校で、入学希望者には困りません。従って新聞記事のようなことがあっても、志願者が激減するということはありません。それでも、今の所来店する学生が昨年より減っています。国公立大学とかけもち受験をする学生が多いということは、国公立大学の合格発表のある3月初めまでは、進学先が決まらないという事情があるのかもしれません。 今月は、学校前でチラシ配りを15回ほどやります。2月21日から1ヶ月ほど青山学院内のブースに出店し、新入生にアパート・マンションの紹介をします。社員は休日出勤して頑張ります。ここが頑張り所です。
先日、横浜で県下の管理会社の集まりがあり、他社の話を聞くことが出来ましたが、今回の大不況の影響をあまり受けていないという会社が何社もあったので、驚きました。当社では、昨年11月から前年比2~3割の売り上げ減になっています。それに対し、横浜・川崎・厚木・平塚では、例年通りと言っていました。地域的な問題なのか、営業努力が上回っているのか、これから研究します。 全国的にみると、大企業の城下町では派遣切り・雇い止めにともない、借り上げられていたアパート・マンションの契約が解除され、一棟丸ごと空いてしまうということが頻発しているのだそうです。また、マンスリーやウィークリーのような短期貸しのアパート・マンションも空室が増加していると聞きました。家賃滞納も急増しているそうです。業者間に配布される物件情報も厚みを増しています。
今回の大不況は、これから2年も3年も続くと予想されています。賃貸市場・管理会社・仲介会社も大きく変わると予想されます。賃貸契約・商慣習・サービスも大きく変わると思います。当社としては、これまでの営業方針の延長で、さらに進化させ、さらに深化させていく方針です。次の4つの方向です。 1.新しい貸し方 礼金ゼロ・敷金ゼロ・退去時修繕義務なし 2.入居者サービス 入居者の要望を受けとめ解決する 3.建物管理 賃貸商品としての建物の商品力強化 4.店舗・接客 気持ちよく部屋探しのできる店舗・接客 5年前、10年前、20年前と過去を振り返ると、今では考えられないようなことが起きていました。子供のいる人はお断りとか、入居者は上場会社社員に限るとかいっていたこともあります。当社でも20年前は、部屋はきれいにして貸すのだから、きれいにして返すのが当たり前というような理屈を言って、お客様に了解してもらっていました。今からみると信じられない思いです。 これから1年、2年、3年と毎年進歩していくつもりです。 お客様の要望を正面から受け止めていくことが大切だと思っています。 これからもよろしくお願い致します。
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