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The Newsletter for Owners

2017年4月号

今年の入居者募集の決め手はトーコーキッチン

桜が満開ですが、雨の日が多くなっています。
雨の切れ目にうぐいすの鳴き声が聞こえます。

お元気にお過ごしでしょうか。

4月に入り春の需要シーズンを乗り越え、ホッとしているところです。

今年の需要期は昨年を少し下回る成績で、年々の抵下傾向に歯止めはかかっていません。それでも空室で残ったのはわずかで、大体の目標は達成しました。空室が残ったのは、退室が遅れて募集の時期をはずしたからです。それも、これから遅れて部屋探しに来る人が例年いますので、入居者を見つけることができると思っています。

今年の入居者募集の決め手はトーコーキッチンでした。トーコーキッチンを利用するために当社の管理物件に入居するという人が多くいました。新聞や雑誌やテレビ放送などもあり、トーコーキッチンをキーワードにネット検索をして来社する人も何人もいました。トーコーキッチンで当社の入居者サービスや経営方針をわかってもらえるのです。

今年目立ったのは桜美林大学の新入生の入居の減少です。原因は寮の充実にあると推測しています。大学が教育の場を生活の場に拡げて行くのは当然です。国際交流とか集団生活とか、教育と重なるからです。トーコーキッチンは対策のひとつになります。

社会人の動きは少なくなっています。就職とか転勤とかの理由による部屋探しはほとんどありません。この傾向もずっと続いています。

アパートに12年住んでくれていたご夫婦が退室しました。以前から再契約の度に、横浜に越さなければならないのだが、良い不動産業者を紹介して欲しいと言われていました。当社と同じようなサービスをしている不動産業者を探しているとのことでした。親が80歳を過ぎたので、介護のために近くへ越すとのことでした。

また、20年以上駐車場を借りてくれた人が車を手放すので解約すると言ってきました。高齢のため運転をやめる人が増えています。やはり駐車場を解約した人は、親が高齢で運転をやめたため、自宅の駐車場が空いたからと言っていました。若い人の車離れもあり、駐車場の空きが増えています。

商店主と話しをしますと、顧客が高齢化でいなくなるため、年々商売が縮小していくと嘆いていました。

アパート・マンション・駐車場の空きが少しずつ明らかになってきています。原因のひとつは高齢化と人口の減少です。日本の人口は2005年から減少しています。相模原は、東京・横浜という大都市の近郊でこれまでは人口増加が続いていました。しかし現在は頭打ちの状態です。

人口の数は維持していても、高齢化は進んでいます。日本の永年のデフレを生産年齢人口(若年人口)の減少で説明する経済学者がいますが、正論です。高齢化で需要が減少していくのです。

こういう環境で事業を成功させていくためにどうしたら良いか考える必要があります。
環境の変化に対応していかなければなりません。

商品市場の競争に勝ち続ける必要があります。
アパート・マンション・駐車場も商品なのです。

商品として競争していくために、価格・品質・サービス・ブランドで勝負していくことになります。競争に勝てる商品をつくり続けなければなりません。全体として縮小していく市場で勝てる商品、売れる商品をつくっていきます。

そのためにはオーナー様のご理解とご協力が必要です。賃貸住宅経営も、他のどの業種と同じに、競争が激化していきますが、それでも他業種に較べればまだまだ恵まれています。勝てる競争をしていこうと思っています。

これからもよろしくお願いします。

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