オーナー通信セミナー開催報告やオーナー様に役立つ情報、お届けします。
The Newsletter for Owners
2024年4月号
2024年の繁忙期
寒暖差が激しい日が続いています。
桜も咲き頃に戸惑っているようです。
お元気にお過ごしでしょうか。
2024年の繁忙期
池田 峰
昨日は寒かったのに、今日は夏のように汗ばんで、明日は5度も下がって肌寒い一日になる。
ここのところの気温はジェットコースターのような乱高下です。春本番が感じられません。3月31日にはついに東京都心などで27~28度を記録し、7月上旬並みの夏日になりました。3月では気象庁が統計を取りはじめてから最も高い気温だったそうです。
気づけば、先月は「上昇」の月でした。4日には日経平均株価が終値で初4万円台となり、史上最高値を更新しました。7日には2024年春闘の賃上げ率は5%を超える33年ぶりの高水準となると報じられました。
19日には日銀がマイナス金利政策の解除を発表しました。17年ぶり利上げです。そして、26日に発表された公示地価は3年連続で上昇となり、平均で2.3%上昇とバブル期以来33年ぶりの大きな伸び率となりました。
株価・賃金に続き、土地値に上昇の波が及んでいます。デフレからインフレに転じる際に値上がる順が(1)株価(2)不動産と言われていますが、まさにその様相です。インフレ時には現金の価値が下がって保有資産が減少するリスクが高まります。そこで、資産価値が変動しにくい実物の固定資産である不動産が、それに備える有効な手段と人気が高まるからです。
しかし一方で、今、人材不足から新築のみならず大規模修繕工事も発注から2年後の着工が多くなっています。建築資材に加え、人材不足により人件費も高騰しています。
今ある物件を大切に生かしましょう。私たちも、その価値を高める一層の努力をします。
そんな中、先月はこんなこともありました。
トーコーキッチンの前をスマホ片手に行ったり来たりしながら、店内の様子をうかがっているご家族がいました。こちらから声をかけ、店内にお誘いしてお話を聞くと、当日、近隣大学で行われていた2025年入学希望者向けのオープンキャンパスに参加されたご家族でした。
事前にインターネットでトーコーキッチンのことを調べて、オープンキャンパスの流れで下見に来られたというのです。試しにご利用いただけることとなり、トーコーキッチンで食事を摂りながら、東郊住宅社の入居者サービスの在り方をご体感いただきました。話は物件相談やトーコーキッチンでのアルバイト志望にまで及び、来年の再会を誓いました。
実は、こちらのご家族の後に、同じようにトーコーキッチンの下見に来られたご家族がもう一組いらっしゃいました。同じように事前にインターネットでトーコーキッチンのことを調べ、オープンキャンパス後の楽しみとして計画し、ご来店くださいました。そして、やはり同じように話は物件相談に及び、こちらのご家族とも来年の再会を誓いました。
今年の繁忙期がまだ終了していない時期ではありましたが、この2組のご家族のトーコーキッチンご来店により、当社の2024-2025シーズンが始まりました。来春新入生のお部屋探しスタートです。昨年はGWにお部屋探しが開始でしたので、約1ヶ月更新する新記録です。
さて、今年、2023-2024年の繁忙期が終了しました。今年も新たなご縁をたくさんいただき、高い入居率を達成して終えることができました。これもひとえに、当通信をご覧の皆さまのお力添えによるものです。スタッフ一同、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。
ただ今年は、例年よりも退室時期が遅い傾向にありました。そのため、お部屋の準備が整うまでの数週間のホテル生活を経てのご入居というご不便をお選びくださっている方が例年より多くいらっしゃいます。また同様に退室時期が4月になることから、例年満室となるような人気物件であっても、繁忙期中の満室達成を実現できなかったお部屋があります。
入居日を心待ちにしてくださっている皆さまには、一刻も早く落ち着いた新生活がスタートできるよう取り組ませていただいています。トーコーキッチンやゴーヨーキーキーなど、当社入居者サービスのご利用は開始していただいています。
空室が残ってしまったオーナーの皆さまには、一刻も早く満室となるよう取り組ませていただいています。GW頃の引越しを検討されているお部屋探しのお客さまからの問い合わせが続いています。ご期待に応えるべく、スタッフ一同、頑張ります。
引き続き、お力添えの程、何卒よろしくお願い申し上げます。
書籍「トーコーキッチンへようこそ!~日本一『味どう?』と聞いている不動産屋の話~」好評発売中!
最近の記事
- 2024年11月号
- 変化に順応する姿勢と勇気
- 2024年10月号
- 調査の数字と現場の体感
- 2024年9月号
- 未来に誇れる現在を
- 2024年8月号
- これからの社会に備えて
- 2024年7月号
- 目の前の一人に真摯に