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The Newsletter for Owners

2017年2月号

変化している需要に対応し、賃貸住宅経営をしっかりと支える

立春も過ぎ、春らしくなってきました。
梅の花が満開なのを見かけます。

お元気にお過ごしでしょうか。

現在、事務所内は新入生で賑わっています。遠く熊本、青森から来た人もいました。
新しい生活への不安と期待にあふれた顔を見ますと、少しでも不安を少なくしたいと思います。住むことの不安をなくすのが私達の仕事です。食べることへの不安はトーコーキッチンがなくしてくれます。それは他社にない強みです。
こんな広告が新聞の折り込みチラシに入っていました。
“春のスマートチャンス!礼金、仲介手数料、更新料なし、フリーレント2ヶ月、商品券8万円分プレゼント”

どこの会社だと思いますか。答えは東京都の住宅供給公社です。都民の税金を投入しているのですから、礼金・仲介手数料・更新料なしでも経営は成り立つでしょう。

町田・木曽33,000円~57,400円、本町田住宅36,900円~57,000円、高ヶ坂住宅30,300円~58,500円、境川住宅35,900円~59,400円とあります。いずれも1DKから3Kの住戸です。1960年代から70年代に建てられ、建築当初は圧倒的に住宅不足の時代だったので、入居は抽選で決められたものです。時代は変わり、現在は特典付きで入居者を募集しています。

こんな広告もありました。
“フリーレント5ヶ月、賃料共益費相談、礼金0、更新料0、敷金10ヶ月”

多摩ニュータウンにあるビジネスビルの募集広告です。賃料・共益費相談ということは、賃料はいくらでよいので入居して欲しいということです。事実、大型の6階ビルの半分が空いています。

立地も仕様も、テナントビル計画のどれも計画当時は妥当だったのです。しかし、今はこの地域からビジネスチャンスがなくなっているのです。大型モールや、再開発ビルが大量につくられているということもあります。そのモールや再開発ビルも栄えていません。

若者がいなくなり、消費も減り、収入も上がりません。現在増えているのは、高齢者向けの介護系や整体系だけです。あるいは逆に子育て系の施設です。時代は変わっています。

2月1日に発表された、国土交通省の建築統計によりますと、2016年の住宅着工は、前年比6%増96万戸だそうです。2年連続のプラスで、特に貸家は10%増の41万戸です。相続税対策と低金利の影響で大量供給されていますが、国は空家・空室を心配しています。また、賃貸住宅の借り上げ契約のトラブルも増加しているそうです。

同日に発表された総務省の人口移動報告によりますと、全国47都道府県のうち人口が増加したのは東京都をはじめ7道府県だけで、40の道府県は人口が減少しています。神奈川県は全国4位の増加数ですが、1年に12,000人余りしか増えていません。この増加率は0.2%にもなりません。しかも横浜・川崎に集中していて、相模原は横這いです。

当社は今年も昨年同様、変化している需要に対応していくことを主要なテーマとしていきます。

既にあるアパート・マンションを補修し、改善し、新しい設備を導入し、現在の賃貸市場で選ばれる部屋づくりをしていきます。基本中の基本の清掃をしっかりとし、多様な入居者要望に対応していきます。お預かりしているアパート・マンションを満室し、賃貸住宅経営をしっかりと支えていきます。

今年もよろしくお願い致します。

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