オーナー通信セミナー開催報告やオーナー様に役立つ情報、お届けします。

The Newsletter for Owners

2014年3月号

大学全入時代の部屋探し

春の気配がみちてきました。空にも大地にも暖かさを感じます。
2月4日と14日の2回の大雪にはびっくりしましたが、それでも春は来ています。
お元気にお過ごしでしょうか。

いま当社は春の繁忙期の真っ最中です。社員全員が休日出勤・残業をして業務にあたっています。特に土曜日・日曜日は食事時間もとれない程です。満室になっていくアパート・マンションも増えています。それでもまだまだ空室があります。もう少し頑張ります。他社も同様に空室を多く抱えています。一部では家賃の値下げ競争も起きています。

今年の特徴は、新入生が進学先を決めるのが遅れていることです。以前といっても7年以上前ですが、前年の秋には進学先を決め、部屋探しをする新入生がずいぶん沢山いました。今年はいくつかの学校を受験し、最後の試験発表まで進学先を決めないという人が増えました。授業料の安い国公立大学を優先することもありますし、私立大学でも少しでもランクが上の学校の発表まで進学先を決めません。そのうえ今年は雪のために3月の中旬まで再試験・再々試験をやる大学がかなりあるようです。

大学全入時代を迎えて、受験生の方が大学を選ぶようになっています。新聞によりますと、北海道では学生を確保するために授業料の値下げ競争が起きているそうです。もう何年も前から私立の医学部・歯学部の授業料値下げが報じられていました。 進学先の決定が遅れているため、部屋の決定も遅れています。来店して部屋選びをし、案内をして現地を見て気に入ってもらっても、進学先が決まるまでは仮押さえになります。他校へ進学するとなると、電話一本でキャンセルです。仮押さえの間は他の人に紹介できないので、機会ロスになります。とはいえ借りてくれる人の都合上致し方ありません。

大学全入時代から更にすすんで、定員割れ、大学倒産時代ももう目の前です。若者人口が減り、大学も余りアパート・マンションも余る時代になります。入居者を確保する為には、これまで以上にサービスを向上させ、快適な部屋をつくり、快適な生活を支援していかなければなりません。当社の来客の3分の1が紹介・リピートの人であるということは、部屋探しの人が何を求めているかを物語っています。

4月から消費税が5%から8%に上がります。 アパート・マンションと、それに付随する駐車場は非課税ですので、これまで通りの家賃・駐車料金の授受で良いことになります。居住と関係のない事務所・店舗・駐車場は消費税の対象です。当社では全て内税表示になっています。これまで内税にするよう指導されてきたからです。

当社の契約書の文言の中には消費税による変動や近隣賃料の比較によって家賃を増減するという一文は入っていません。この場合、契約の成立が平成25年の9月以前であれば、契約の満了まで消費税は5%のままで良いことになっています。また、消費税の納税義務がある事業者は、前年の事業収入が1,000万円を超えている事業者だけです。この基準からいくと、当社と関わりのある貸主で該当する方は数人、あるいは数社です。

当社としては現在進行している契約の契約期間中は、消費税増税に関わらず現在の賃料を据え置きたいと思っています。契約を更新するか再契約をする時に新しい消費税を内税にした賃料に変えたいと思っています。ここの方々に色々事情があるでしょうから、当社の担当者にご希望をご指示下さい。

今年の大雪は全く大変でした。特に2回目の雪は50年振りという大雪で、淵野辺近辺では約50cm、橋本・相原・小山方面では70cm位積もりました。車どころか電車も止まる程でした。

当社では最初の雪の時も2回目の雪の時も雪かきをしました。車が使えない時は歩いて行ける距離のアパート・マンションから始めました。公道の取付道、階段や廊下に人が通れるだけの一本の細い道をつけました。北側廊下のアパート・マンションでは、ドアが開かないという要望がいくつもありました。行くことが出来ない時は、お湯を流してドアが開くまで雪を溶かしてもらいました。

2日目も3日目も雪かきをしました。雪かきをして欲しい、車が入れない、出られないという要望は沢山きましたが、出来る範囲は限定されていましたので、お断りしなければならないケースもありました。スコップを貸して欲しい、届けて欲しいという要望もありました。2~3日後には駐車場の自分のスペースに雪を積まれた、近くの人が駐車場に雪を入れているので注意して欲しい、駐車場の雪かきを何時間もやったが、雪かきをしない人がお礼も言わずに車で出て行って悔しいというような要望がきました。

当社から毎月送付している月次明細と年間集計をヤマトのメール便で送ったのですが、不通で4日位遅れました。 大雪という自然災害に対して契約書には免責をうたっていますが、お客様としては困っているという要望になりますから、当社としては出来るだけのことはしなければなりません。今後起こるであろう大地震や巨大台風の時も、今回と同じようなお客様要望と当社の対応になると思います。何があっても出社して入居者の要望に対応する準備をすることが大切です。

部屋探しのお客様が沢山来社する現在は、1年で一番大切な時です。
食事もゆっくりとれない状況で、健康を維持することを心がけなければなりません。
あと3週間の間です。風邪をひかないように気を付けます。 頑張って好成績を残します。

これからもよろしくお願いします。

最近の記事
2024年3月号
私たちの為事
2024年2月号
段取り八分
2024年1月号
新年の始まり
2023年12月号
基本の「基」
2023年11月号
満室経営の追求
過去の記事
2024年

1月号

2月号

3月号

2023年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2022年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2021年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2020年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2019年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2018年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2017年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2016年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2015年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2014年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2013年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2012年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2011年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2010年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2009年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2008年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号