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The Newsletter for Owners

2012年2月号

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の先生方と商店街の交流イベントがありました。

寒中お見舞い申し上げます。 とはいえ立春も過ぎ、春はもうすぐそこです。 お元気にお過ごしでしょうか。 先日「はやぶさⅡ応援プロジェクト」と銘打って、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の先生方と商店街の交流イベントがありました。一昨年のはやぶさの奇跡と感動の帰還をテーマに映画が3本も撮られ、先生方はマスコミや講演会に大忙しです。商店街でははやぶさグルメ、はやぶさグッズをつくって活性化を図っています。当日は桜美林学園の駅前校舎で、JAXAの先生方、商店街の会員、市長をはじめ市役所の方、桜美林大学の副学長、映画監督、プロデューサーと多勢集まり、講演とはやぶさグルメの試食会を行いました。翌日、NHKの朝のニュースで放映されました。淵野辺にJAXAがあるということは、もっと知られて良いし、売り込んだ方が良いと思いました。当社の管理物件にも常時3~4人のJAXA関係者が住んでいます。また、JAXAの施設も常時見学が出来ます。

ショッキングなニュースが三つあります。 一つは、日本の人口予測で今後50年で人口が4千万人減り、しかも40%が65歳以上というものです。こんな人口構成で国が成り立つものでしょうか。心配になります。若い人がどんどん結婚し、どんどん子供を産むしかないのでしょうが、そういう社会的条件は整っていません。社会的な問題というのは簡単な解決はないのだと思いました。 二つ目のニュースは大地震に関するものです。東京大学の発表によると、今後4年間に首都直下地震の起きる可能性が70%というものです。その後訂正され50%以下になりましたが、それにしても切迫しています。1923年(大正12年)の関東大震災では、死者10万人の大災害になりました。当時と比べて超高層ビル・高速道路・車の氾濫・地下鉄・地下街・人口とどれをとっても危険が増大しています。先日、仙台で東日本大震災を経験し、管理業で直面するあらゆる問題に正面からぶつかった同業者の話を聴きました。当日の安否確認から、応急工事、本格復旧まで1ヶ月間会社に泊まり込みで働いたそうです。その結果、オーナーからも入居者からも感謝され、現在では管理依頼を断るのに苦労しているのだそうです。当社でも災害時に備え、一層備品の充実や行動マニュアルの正確化をすすめていくつもりです。実際に経験した人の話は具体的で参考になりました。 三つ目のニュースは、店舗・事務所の退室についてのニュースです。アパート・マンションを退室する人の退室理由で一番多いのは「実家へ帰る」という理由で、4分の1を占めていることはこれまでも何回か報告しました。ところが、今回店舗・事務所の撤退が3件起きたのですが、その3件がいずれも実家へ帰ることを退室理由にしています。1件は実家の父親が高齢で事業を続けられないので、実家に帰って事業を継ぐというので、仕方のない例です。他の2件は実家にある余裕のスペースを事業場にして、家賃を節約するというものです。2件とも15年を超えて事業継続してきた強い事業体ですが、今回は家賃節約を実行するのだそうです。

淵野辺駅北口をみても他の駅の商店街をみても、空き店舗やテナント募集の看板が目につきます。事業継続・起業が難しい時代になっています。当社でも節電や節約に努力して、何としても事業継続するつもりです。

いよいよ繁忙期に入ります。当社では2月7日から9回渋谷の青山学院本校前で受験生にチラシ配りをします。また2月18日から1ヶ月は相模原キャンパス内に出張し、新入生の接客をします。麻布大学でもキャンパス内での入居案内が3回あります。人員配置を考え、配布物と広告物の準備をしています。 今のところ例年より出だしは鈍く、来客数も伸びてきませ ん。少ない来客を大切に接客し、部屋決めに繋げなければ なりません。当社の新しい貸し方、お掃除隊や社員による 清掃は、他社にない強みになっています。 良い成績でこのシーズンを乗り切るつもりです。 時節柄、御健康第一にお過ごし下さい。 これからもよろしくお願い致します。

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