2025年2月号
繁忙期を前に
大寒の頃に暖かくて穏やかな日が続き、
立春の頃に今季最強寒波がやってきました。
天候は今年も暦通りにはいかなそうです。
体調管理にお気を付けください。
繁忙期を前に
池田 峰
「東京23区でも積雪のおそれ」との予報が報じられた今年の節分。雪が降り積もった際にはスタッフ総出で単身者向け物件を中心に管理物件を巡回して、雪かきと被害の有無確認を行っている弊社としては、文字通り、雲行きが大変気になるところです。幸い、深夜半を過ぎても雪にはならず雨のまま。ほっと一安心でした。
1月26日には日本テレビ系列で放送の長寿番組「行列のできる相談所」でトーコーキッチンをご紹介いただきました。「ワケあり物件ランキング」という特別企画でした。ランキングの内容は以下の通りです。
他の物件は特長がそのままその物件単体の直結した魅力となっているスタイルなのに対し、トーコーキッチンだけが全管理物件に及ぶ入居者サービスだったのにも関わらず、今回のランキングに加えてくださった番組に感謝です。そして、運営開始から10年目となった今も、こうして全国ネットで取り上げていただけることは本当にありがたく、オーナーの皆さまへの恩返しとして、大切なご資産の価値向上へと繋がれば管理会社冥利に尽きます。
さて、今月は契約書類に関する変更のお知らせがあります。
ちょうど5年前、2020年2月にご案内させていただき、同年4月1日より民法改正に伴い変更対応しています「賃借物の一部使用不能による賃料の当然減額」に関してとなります。
当時のご案内通り、弊社の賃料の減額に関する基準は、(公財)日本賃貸住宅管理協会が策定した「設備等の不具合による賃料減額のガイドライン」を採用しています。
弊社では、それに加えて「貸主のリスク」を軽減させる免責事項を追記し、「貸主のリスク」と「借主の権利」に対する適正なバランスを図っています。そして、これに基づいて協議し、貸主・借主双方の損害が最小限となるように対応しています。
そこで、今回のご案内です。
この度、そのガイドラインの賃料減額割合と一部文言の表現において改定が行われました。未曽有の自然災害、猛暑・豪雨などの異常気象、コロナ禍、ロシア・ウクライナ戦争による影響も含めた、この5年の運用経験に基づいてアップデートされたかたちです。
弊社でも今年2025年4月1日以降の契約おいて、今回のガイドライン改定に準じた新たな賃料減額割合へと改定させていただきます。以下、改訂版のガイドラインです。二重取り消し線を引いたものが変更前の記載内容、その後の赤字で記されたものが今回の変更内容となります。ご確認くださいますようお願い申し上げます。
来週から大学で開かれる不動産相談会も始まります。いよいよ繁忙期本番へと突入です。
「TV観ました!」のお声もいただいています。大変身の引き締まる思いです。貸主・借主双方からお寄せいただくご期待を裏切らぬよう、丁寧に仕事を積み重ね、スタッフ一丸となって今年も変わらず満室実現を目指します。
引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。
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