オーナー通信セミナー開催報告やオーナー様に役立つ情報、お届けします。
The Newsletter for Owners
2010年10月号
第21回オーナーセミナーを横浜の東京電力ショールームで行いました。
やっと秋らしい風情になりました。 お元気にお過ごしのことと思います。 9月に入ってようやく来店客が少し増えました。 学生の方が半分以上です。 桜美林大学の中国人留学生が20~30人学校紹介で来店されましたが、希望家賃が3万円程度ということで、当社のお預かり物件には該当がなく、他社の物件を紹介するしかありませんでした。 当社の物件は、他社の同程度の物件と比較して2~3割高くなっています。サービス・手入れ・設備が良いので、他社より高く決まるからです。築10年20年経っても、新築時とほとんど変わらない家賃を維持している物件も多いのです。これまではこのようにやってこれたのですが、これからは分かりません。オーナーの皆様の満室経営と家賃維持のために努力していこうと思っています。
このところ淵野辺も物騒になっています。 10月初旬に連続放火事件がありました。新聞・雑誌や自転車のカバーなど所構わず、一晩に3ヶ所も4ヶ所も放火しました。4回目で捕まったのですが、犯人は21歳トビ職の男でした。「イライラしてやった」とのことです。 アパート・マンションのポストには、チラシが山のように投げ込まれます。火をつけられたらこわいので、部屋まで持っていってもらう事をお願いしていますが、なかなか徹底しません。ポストに一度入った物は私物になりますので、勝手に片づけるのもためらわれます。 8月号でお伝えしましたように侵入盗もまた増えてきました。 被害に遭われた人に聞くと、玄関の鍵をかけていなかったり、窓の補助錠を使っていなかったりしています。そのため契約の時に防犯の事を強く意識してもらうよう説明することにしました。 カードキー・補助錠・サムターンカバー・テレビインターホンと防犯対策をすすめてきましたが、これからはセンサーライトと防犯カメラです。被害者や検証に来た警察官に防犯カメラはないのかと聞かれる時代です。 犯罪被害に遭った入居者は転居することが多いのですが、当社の入居者に限ると住み続けてくれる人が多いのです。事件対応が適切だからだと思っています。再発防止対策、保険対応のサポート、警察捜査の立ち合いなど入居者の立場に立った対応をしています。
10月9日(土)に第21回オーナーセミナーを横浜の東京電力ショールームで行いました。これからの台所にはIHクッキングヒーターが欠かせないと思うからです。賃貸住宅でも火災発生リスクの少ないIHクッキングヒーターは有効です。 約50人の御参加を頂きました。ありがとうございました。 オーナーセミナーの中で、『家賃取立て行為の規制法案』に反対する署名をお願いしました。現在当社が所属する神奈川県宅地建物取引業協会が推進しています。この法案の正式名称は『賃貸人の居住の安定を確保するための家賃債務保証業の業務の適正化及び家賃等の取立て行為の規制等に関する法律』といいます。一時盛んに新聞報道された強引な家賃督促や追い出しを防止する目的でつくられた法律案ですが、内容が一方的に賃借人保護に偏っていて、延滞家賃の督促を行うという貸主の正当な業務まで出来なくなるような内容ですから、見直しを要望しています。 一番問題なのは、「威迫」を感じさせるような行為・言動の禁止ということで、何が「威迫」行為なのかはっきりしないことです。更に大変主観的な規定ということです。 国会提出が迫っているため、広くオーナーの皆様に声をかけることが出来ませんでしたが、オーナーセミナーに御参加の皆様には御協力頂きました。
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