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The Newsletter for Owners
2011年3月号
繁忙期も最終段階です。
春らしくなってきました。梅が満開です。桜の木もしっとりとふくらんできました。 お元気にお過ごしでしょうか。 いよいよ春の繁忙期を迎えて、店内も賑わってきました。 とはいえ新入生とその家族で、社会人はいません。その学生も年々少なくなってきています。 青山学院大学構内でのアパート紹介・展示は、2月19日から3月13日まで毎日やっています。当社では交代で1日中詰めています。他社も12社来ています。うち地元は4社です。多い日には50組、少ない時は1~2組の新入生が来ます。 今年の新入生のうち、文科系の学生は相模原キャンパスにいるのは1年間だけで、来年からは青山キャンパスに移ります。そのため相模原キャンパスに近いアパート・マンションよりも、両方のキャンパスに通える中間地点を選ぶ傾向があります。 麻布大学は飛び飛びに3回構内展示をやります。当社以外には2社出展しています。 1回目の展示では、5組来場したうちの3組を当社で案内し、部屋を決めてもらいました。 桜美林大学は生協の担当者が接客をして、当社のアパート・マンションを選んだ新入生がいると当社に連絡をくれて迎えに行くというシステムです。15社近い地元業者の物件が展示されている中から選ぶのでなかなか当たらないのですが、『礼金ゼロ・敷金ゼロ・退去時修繕義務なし』という貸し方は当社だけなので、生協の担当者も当社のものをすすめてくれます。当社の社員2人が桜美林大卒ということもあります。
当社を選んでくれる人はまっすぐ当社に来て、他社を振り向かない人が多いのです。 当社のパンフレットやホームページで当社のことを知ってくれて、ファンになってくれているからです。勿論テレビコマーシャルで馴染みのあるレオパレスやアパマンショップに行く人もいます。当社向きのお客様と、他社向きのお客様と分かれるのは致し方ありません。 年々入居希望者、部屋探しの人が少なくなっていくと感じています。 相模原市が郊外都市として、都心に人を吸い取られていっています。低金利・安い住宅の出現・政府の持ち家優遇政策で住宅を購入するという選択もあります。若者人口もどんどん減っています。 今月は永く住んでくれていた高齢者2組が市営住宅に引っ越していきます。市営住宅も入り易くなっているのです。公団公社も空室が多く、UR賃貸(もとの住宅公団)はテレビコマーシャルや新聞折り込みチラシをよくやっています。先週のチラシでは、旅行券を600名に合計1,000万円分プレゼントすると宣伝していました。町田・相模大野・淵野辺・橋本と、この周辺で24ヶ所の団地で募集しています。 もうアパート・マンションは余っています。空室率20%にもなると言われています。 ところが、相続税が上がるという法案が出てきて、早速相続税対策にアパート・マンションが有利と住宅メーカーが講演会をはじめています。これ以上アパート・マンションをつくっても空室を増やすだけです。 業界内のニュースで、大量の空室情報が流れています。 家賃値下げ・フリーレント・礼金ゼロ・敷金ゼロ・仲介手数料無料・家具家電サービスなど入居者向けサービスは何でもありという有り様です。入居者を紹介すると、広告料と称して1~2ヶ月分の手数料を払うやり方も珍しくありません。 入居者獲得競争が激化していく中で、当社が特別なことをせずとも競争に勝っていけるのは、当社の貸し方が入居者に支持されているからです。紹介とリピーターが3割を超えています。礼金をとらず、通常損耗をオーナー負担にし、クリーニング代もとらないと徹底しているのは当社だけです。オーナーの皆様が承諾してくれているからです。 同業者には羨ましがられています。 何件か見比べて当社を選んでくれたお客様が、比べていた他社では駐車場代は1年分先払いと言われたそうです。何でこんなことをするのでしょう。
退室立ち合いに行った社員がお客様に褒められたそうです。3人兄弟で上の2人が退室した時は、多額の修繕費を請求されてイヤな思いをしたそうです。当社では通常損耗はオーナーの皆様に御負担頂いているので、入居者に請求しません。この違いは大きいのです。他社でも『礼金ゼロ・敷金ゼロ』と謳っている物件がありますが、クリーニング代は別途必要とか、内装負担金や入館料などの別名目で請求しています。 御兄弟の上の子の時に良かったからと、下の子を連れてきてくれたお客様もいました。 リピーターです。 他社がお客様に喜ばれない貸し方、商品の押しつけ、フェアでないやり方をしてくれるので、当社へお客様が流れてくる事がよくあります。業界全体としては困ったことなのですが、当社としては大助かりです。そしてフェアな貸し方をしてくれている当社のオーナーの皆様にプラスになっています。 あと1ヶ月、お預かりしているお部屋を満室にするよう頑張ります。 担当者からお客様要望が伝えられた時は、出来る限り聞いてやって下さい。 もう繁忙期も最終段階です。 これからもよろしくお願い致します。
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