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The Newsletter for Owners
2009年3月号
2月の退室を部屋タイプ別で比べてみました。
春が毎日少しずつですが、はっきりと感じられる季節です。 早朝、猫の求愛の声で目を覚ますことがあります。 お元気にお過ごしでしょうか。 春の移動シーズンの最盛期に入っています。 今年は大不況の影響で、入居希望者・部屋探しの人が大幅に減っています。一般社会人が極端に減っています。当社が得意としている学生も減っていますが、それでも忙しくしています。いくつか大学をかけもち受験している学生が、他の大学に合格したので予約していた部屋がいらなくなったと連絡してきました。「おめでとうございます。」と言いますが、こんな例が今年は多いような気がします。合格が難しい学校のハードルが下がっているのでしょう。
当社の2月の退室を部屋タイプ別で比べてみましたら、ワンルームが92%、2DKが7%、3DK以上は1%でした。同じく2月の成約を部屋タイプ別で分けてみると、ワンルームが75%、2DKが16%、3DK以上が9%でした。 若者・単身者は動いていますが、ファミリー層は全く動いていないことがわかります。転勤・結婚・購入なども少なくなっています。部屋を退室する理由では、実家へ帰るが相変わらず退室理由のトップです。 今の募集状況では、お預かりしているワンルームは満室になりそうです。ファミリータイプは御説明したように、動きが少ないので少し残りそうです。入居募集をしている立場からは、もう少し数が欲しいと言われますが、満室を実現する為には今くらいが丁度良いのかもしれません。管理戸数はあまり増やさず、行き届いたサービスを心がけた方が良いと思っています。大事なことは、入居者が安心して快適に生活できる環境作りをし、入居者に支持される管理会社になっていくことだと思います。その結果、満室経営が実現できれば、オーナーの皆様に支持される管理会社になれるのです。この方向で頑張ります。
今月からオーナーの皆様に、入居者の方から部屋を退出する時に提出してもらっている退室申出書をコピーしてお渡しするようにします。 この退室申出書をみると、どこへ引っ越すのか、どんな理由で引っ越すのか、部屋に具合の悪いところがあるかどうか、当社のサービスに何点をつけてくれるのか等がわかるようになっています。この情報を当社とオーナーの皆様が共有して、アパート・マンション経営に役立てたいと思っています。 ただし、個人情報がたくさん含まれていますので、保管には注意して下さい。不要になりましたら、シュレッダーして下さい。
最近、新聞報道でゼロゼロ物件は危険というキャンペーンをやっています。少ない初期費用で入居者を集め、入居後1日でも家賃支払いが遅れると、追い出したり高額の違約金をとったりするのだそうです。悪質な貧困者ビジネスという位置づけです。まるで礼金・敷金をとる貸し方の方が良いという書き方です。当社の礼金ゼロ・敷金ゼロ・退去時修繕義務なしという貸し方は、全く違う考え方からできた貸し方です。 ①お客様である入居者から礼金をとらない ②通常損耗は貸主負担で家賃に含まれるので、修繕費の担保としての敷金は不要となる ③家賃支払いの担保としての敷金は、お客様を信用することで不要になる。 他社では、空室がながく続いて入居者が集まらない物件だからゼロゼロにするというような考え方です。当社の考え方とは全然違います。ゼロゼロの理由を聞かれた時は、はっきり説明して分かってもらっています。 シーズンも残り少なくなってきましたが、社員全員頑張っています。 寒い朝のチラシ配りもやりましたが、来店理由にチラシを見て来たとあり、成果を実感しました。 これからも努力をして仕事をしていきます。 オーナーの皆様には、これまでと同様に御協力よろしくお願いします。
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