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The Newsletter for Owners
2008年10月号
すっかり秋らしくなりました。
すっかり秋らしくなりました。 柿の実も色づき、モクセイの香りがします。 お元気にお過ごしのことと思います。 株価の下落やガソリン高、政治の迷走などで経済環境がすっかり暗くなってしまいました。上場不動産会社の倒産が、連日のように報道されています。 倒産危険度ランキングなどという特集が雑誌広告に載っています。相模原でも名門といわれる建設会社が倒産しました。 土地でも建て売りでもマンションでも、すっかり売れなくなっているのだそうです。 昨年夏までは売り惜しみするほど売れ行きが良かったのですが、昨年の秋から様変わりだそうです。
アメリカでは、9月の新車販売が前年比26%も減少したそうです。知り合いの中古車販売店の人が、さっぱり売れず、売れそうになっても5人に1人は車のローン審査が通らないのだそうです。アパート・マンションの入居者の中にも、貸してはいけない人がいるということです。 不景気の風が急速に日本をおおっています。 当社の事業領域であるアパート・マンション・駐車場の管理仲介でも、異変は起こっています。 ガソリン高以来、駐車場が空いてきています。通勤を車からバス利用に変えたり、車を手放したりしているからです。 アパート・マンションも需要減と供給増で空室が増加しています。 最近は、都心でも入居者獲得が難しくなってきていて、その結果、競争で家賃を下げたり、初期費用を下げたりしています。 都心でも、良い物件が安く探せるようになっているのですから、郊外のアパート・マンションに強力なライバルが出現していることになります。
家賃保証最大手の㈱リプラスが9月24日に倒産しました。 ㈱リプラスを使って家賃集金をしていた管理会社は大混乱です。幸い当社が使っている日本セーフティー㈱と賃貸あんしん保証㈱は大丈夫です。㈱リプラスの行き詰まりの原因は家賃保証業務ではなく、並行してやっていたファンド・リート業務の方です。 本業以外の業務に熱心な企業は要注意です。 8月・9月は桜美林大学の中国からの留学生で仕事をさせて貰いました。 今月以降は、来春入学の推薦合格者がそろそろ姿を見せそうです。受け入れ態勢をつくって準備しています。
経済状況が悪く、入居者獲得が難しくなってきています。 これまで進めてきた新しい貸し方を、更に徹底していくつもりです。“礼金ゼロ、敷金ゼロ、退去時修繕義務なし”という貸し方は、競争力を持っています。 全国の管理会社が真似できない貸し方です。 年中無休・24時間受付サービス・お掃除隊・セキュリティ・法律の厳守・快適な店舗と良質な接客サービス・入居者サービス等、これまで進めてきた営業姿勢を更に徹底していくつもりです。それしか正しい対応はないと確信しています。 オーナー様方の御協力のお陰で可能になっているサービスなので、オーナーの皆様には心から感謝しています。 11月1日(土)にオーナーセミナーを予定しています。 オーナーの皆様と顔を合わせ、情報交換をし、変化していく事業環境に正しく対応していくのが目的です。変化していく情勢にタイミング良く対応できれば、ピンチはチャンスに変わります。少しの変化でも、後から振り返れば大きな曲がり角だったということもあります。 オーナーセミナーについては別便にて御案内致しますので、御参加の程よろしくお願い致します。 これからもよろしくお願い致します。
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