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The Newsletter for Owners
2021年9月号
「コロナによる経済・社会・賃貸住宅経営への影響」と「真摯に、誠実に、実直に」
9月に入りとたんに涼風が吹きはじめました。
日も短くなり、虫の声がにぎやかです。季節の移り変わりが見事です。
インドネシアの人が日本は四季があるから好きだ、インドネシアは年中暑いだけだと言っていました。
お元気にお過ごしのことと思います。
コロナによる経済・社会・賃貸住宅経営への影響
池田 信
コロナはなかなかおさまりません。少し落ち着いてもアメリカやイギリスのようにまた勢いを取り戻すこともあります。まだまだ警戒が必要です。
コロナは経済や社会に大きな影響を与えています。都心のオフィスに空きが増えたり、観光や飲食に大きな打撃を与えたりしています。
淵野辺の街でも古くからあるお米屋さんに閉店の貼り紙があり、3代続けた商店をやめるとありました。日本蕎麦店もやめましたがこちらは2代です。洋品店は1代ですが、30年以上はやっていました。店主と話をしたことがありますが、顧客が高齢化して来店してくれなくなったと言っていました。
人口減少やネット化で社会が大きく変わっていっていますが、コロナはその変化を早めています。賃貸住宅経営にも大きな影響があります。先日家賃を持参した顔見知りのお客様が、もうここに住んで17年と言っていました。今住んでいてくれるお客様を大事にすると同時に、新規のお客様も獲得していかなければなりません。トーコーキッチンやゴーヨーキーキーなど新しいサービスを磨き上げていこうかと思っています。
これからもよろしくお願い致します。
真摯に、誠実に、実直に
池田 峰
月次報告書記載の物件担当者によるメッセージはご覧いただけましたでしょうか? 当社の新しい取り組みとして始めさせていただいています。さっそく感想やお返事をくださったオーナーさまがいらっしゃったと、担当者が本当にうれしそうに報告してくれました。
報告書の補足説明、建物の最新状況、入居者の近況、日頃のお力添えへの感謝などが中心となりますが、この時期は台風や豪雨など荒天による建物への影響報告や、来年の繁忙期に向けた新たなご提案も多くなると思います。担当者が一つひとつの物件に真剣に向き合い、心を込めてしたためています。ぜひご一読ください。
「過去最多」が枕詞となった新規感染者数が連日報じられた8月は、予想外に例年より活況だった4~7月に比べ、来店者数も新規契約数も例年並みの穏やかな1ヶ月となりました。しかし一方で、未来に向けた明るい兆しをいくつも感じた、実りある1ヶ月でもありました。
来春の入居を希望されるお客さまからの物件問い合わせが相次いで届きました。今年一番早く届いた来春に関するお問い合わせは6月5日でしたが、例年通り7~8月に複数の方からお問い合わせをいただけると少し安心します。来春のその日まで、ご縁を大切に育てます。
新たに物件管理をお任せくださる複数のオーナーさまとのご縁を賜りました。新たな需要に応えることができ、お客さまに喜んでいただけます。ご期待に添うべく頑張ります。
トーコーキッチンとゴーヨーキーキーが当社入居者サービスとして浸透し、需要が高まっていると感じられる出来事が重なりました。現在、トーコーキッチンのご利用者数は1日あたり200名、ゴーヨーキーキーのご依頼数は1週間あたり1~2件となっています。
「トーコーキッチンでアルバイトをさせたい」と、入居者の親御さんからお問い合わせもありました。毎日、利用者として食事を摂り、そこで働くスタッフの様子を見ているお子さんから話を聞き、ご連絡くださいました。今ではアルバイトスタッフの6割強が入居者です。
ゲーテは言ったそうです。「何かを理解しようと思ったら、遠くを探すな」と。
ニーチェは言ったそうです。「足下を掘れ、そこに泉がある」と。
このようなご時世だから……、ではありません。
これからも今まで通り、真摯に、誠実に、実直に、目の前にいらっしゃるお一人おひとりの笑顔を獲得することに注力し続けたいと強く思っています。
今後とも、お力添えの程、何卒よろしくお願い申し上げます。
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