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The Newsletter for Owners

2016年4月号

今年の繁忙期の特徴と、トーコーキッチン効果

桜が満開です。
花冷えといいますが、少し肌寒い日が続いています。

お元気にお過ごしでしょうか。

今年の繁忙期も無事に終わり、少しホッとしています。
事務所の勤務体制も通常の出勤体制に戻ります。

今年の繁忙期の特徴は、入居・退去の数が減少していることです。部屋探しの人も少なくなっていましたが、退去する人も少なくなっていました。その結果、3月後半にはすぐ入居出来る部屋、内見が出来る部屋がほとんどなくなってしまいました。結果的にはほぼ満室にすることが出来ました。ワンルームの学生用の部屋がそのような状態だったのですが、ファミリー層向けの2DK・3DKはもっと極端に動きが少なくなりました。入居する人も退去する人もほとんどいないのです。その結果ほぼ満室です。

このように人の出入りが少なくなりますと、現在入居しているアパート・マンションに不満なく、快適に住み続けてもらうということが一番重要になります。入居者の要望にすぐ応えるサービス、入居者に不安なく住んでもらうための防犯体制、生活の変化とともに必須になる新しい設備やサービス、例えばネット環境・宅配BOX・ゴミBOX・家電などの整備です。

今年の繁忙期のもう一つの特徴は、学生入居者が大学の寮や学生会館のような生活サービス全体が提供される住まいを選ぶ傾向になってきたことです。寮・学生会館が第一希望で、入れなかったら普通のアパート・マンションにするというようにです。そして大学も寮を増やし、学生会館も増加し続けています。従って、良い学生入居者をとられてしまう傾向があります。

トーコーキッチンは一般のアパート・マンションに食事のサービスを付ける形です。このことにより、今までより寮や学生会館に対抗出来るようになりました。良質の食事サービスというのは大きい競争力になりました。今後更に発展させて、もっともっと魅力のあるものにしていきます。例えば美味しい食事、フレンドリーな雰囲気などです。

人の動きが低調なのは、消費需要が盛り上がらないのと同じ理由です。所得が伸びないこと、マイナス金利の経済社会が不安なこと、将来を明るく考えられないことなどが人の動きを不活発にしています。退去する人の3人に1人は実家に帰るという理由で退去します。生活全体を縮小する傾向にあるからです。この傾向は最近10年続いています。失われた10年20年と同じです。

国土交通省が2016年の地価公示を発表しました。日銀の異次元緩和の影響もあり、地価はやや上昇しています。神奈川県は0.5%の小幅上昇です。しかしよく見ると地価の上昇する地域と下落する地域がはっきり分かれています。東京・名古屋・大阪・広島・福岡・仙台・札幌などの大都市は上昇していますが、それ以外では下落が続いています。神奈川は全体では0.5%の上昇ですが、横浜・川崎などの大都市で大きく上昇しています。相模原はリニアの期待で橋本が10%の大幅な上昇です。その他、圏央道周辺は上昇です。淵野辺は前年度並みです。地域地区ではっきり分かれています。ここでも格差が現れています。

事務所内の観葉植物を見ていて気が付いたのですが、観葉植物も置く場所によって成長力が大きく変わります。パキラともう一つは名前の分からない観葉植物がありますが、置く場所を2年前に変えてみました。その後の成長力が以前と全く違います。新芽をどんどん吹いて葉を繁らせてきました。両方ともそうなのです。ですからどちらかが良い場所という訳ではなく、その植物との相性です。

人も植物と同じところがあると思います。適材適所、その人に向いた職業や住まいやスポーツに出合うと生き生きとこれまでの何倍もの成果を上げられるようになるのです。小さい会社ですが、当社も気を付けなければいけないと思っています。

6月18日(土)にオーナーセミナーを行います。
詳しくはまたお知らせ致します。是非ご参加下さい。

これからもよろしくお願いします。

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