オーナー通信セミナー開催報告やオーナー様に役立つ情報、お届けします。

The Newsletter for Owners

2016年3月号

部屋探しの仕上げはトーコーキッチンで

すっかり春になりました。
水仙の葉先には花芽がふくらんでいます。

お元気にお過ごしでしょうか。

この時期は春の移動期で大学の新入生が部屋探しに来店します。社会人も来店しますが、数える程です。結婚・就職・転勤ということが少なくなっています。20年前とは大違いです。留学生もよく来てくれます。中国からの人が多いです。

今年は3月20日以降の退室が多く、月末は退去する人と入居する人が入り乱れます。退室が遅れると入居する人の予定と合わなくなり、入居申し込みを取り消されたりします。とはいえ強制的に退室を迫る訳にはいきません。担当者は苦労します。

青山学院大学は入学式が4月1日で、その前にはクラス分けのための試験が3月28日29日頃にあるそうで、その分入居が早くなります。退室した後、いかに早く清掃や修繕を行えるかが勝負になります。下請け業者の協力が必要になります。退室時期を選べないというのは賃貸住宅経営の大きなリスクです。

入居した人からテレビやパソコンの接続を頼まれることも多いです。引っ越し屋さんや電気製品の配送業者さんが洗濯機の接続を途中で投げ出して、入居者を困らせることがよくあります。洗濯機のホースと蛇口の接続をするのに、ニップルや蛇口そのものを替えなければならない時などです。その時は当社の社員が行って解決します。

入居を決めた人から部屋の寸法やカーテンのための採寸を頼まれたりします。現地へ行って採寸しますが、間違えると困ったことが起こりますので、神経を使います。ガスコンロを用意するのに、プロパンと都市ガスを間違えてお伝えして弁償したこともあります。入居に伴う色々な要望を解決するために忙しい思いをしています。しかしその分入居者の方には安心してもらっています。

トーコーキッチンは好評です。入居者の親から安い食事で部屋代を取り返せると言われました。そういう見方もあります。
アパート・マンションを案内したら、仕上げはトーコーキッチンで食事をしてもらうことにしています。多くの人が安心して部屋を決めてくれます。トーコーキッチンは当社の入居者サービスが目に見える形になっているからです。

淵野辺の商店街も日本全国の商店街と同じように空き店舗と閉店が増えています。この3月末に60年続いたクリーニング店が閉店します。店主夫婦が90歳近くになり、後継ぎがいないためです。高い技術を持ち、信頼していたお店だったので惜しいと思います。しかしご本人の決断なので致し方ありません。

このように古舗が廃業していくのですから、商店街も寂れていきます。新しい店舗は少しは出てくるのですが、廃業していく店舗の数に追いつきません。

平成27年の国勢調査で日本の総人口は1億2711万人で、5年前の調査より94万7000人減少しました。人口減少は2005年から始まっています。35年後の2050年には1億人を下回ると予想されています。2700万人の減少です。更に深刻なのは、生産年齢人口(15~64歳)と年少人口(0~14歳)の減少です。将来的に国を支える担い手の減少は、暗い未来を予感させます。老人社会の到来です。

大学は学生定員の確保が難しくなっていきます。賃貸住宅も入居者獲得が難しくなっています。これから新しく賃貸住宅を建てるのは無謀です。日本全体からみれば神奈川や東京のように人口増加のある所と、横須賀や箱根のように人口が減っている所があります。相模原はほとんど横這いですが、これからは減っていくでしょう。
人口減・部屋余りの中で良い賃貸住宅経営を続けていくためには、これまで以上の工夫と努力が必要です。

来る6月18日(土)にオーナーセミナーを予定しています。
改めてご案内しますので、予定を空けておいて下さい。

これからもよろしくお願いします。

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