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The Newsletter for Owners
2019年3月号
「仕事は楽しく正直に」と「新世代のお部屋探し」
木の芽もふくらみ、小鳥の声もよく聞こえてきます。
春です。
お元気にお過ごしでしょうか。
仕事は楽しく正直に
池田 信
いま、当社は繁忙期を迎えています。退室する人、入居する人、部屋探しの人が入り乱れてにぎわっています。多くは学生です。社員は休日を返上して頑張っています。
年間を通してこの時期が一番忙しく、4月上旬まで続きます。頑張りどころです。
賃貸住宅業界大手のレオパレスの欠陥工事が明らかになりました。
天井裏の界壁がなかったり、基準に合わない外壁材を使ったりしているとのことです。
影響は、全国2000棟、入居者が2万人に及ぶそうです。
レオパレスから、転居要請が2000人以上の居住者に出され、引越シーズンにぶつかったこともあり、大混乱しています。アパマンショップの事故やカボチャの馬車事件もあり、大混乱しています。業界全体に不信の目を向けられています。
日本を代表する産業である自動車や、安全が大前提の耐震装置での不正や偽装も明らかになっています。利益追求や競争のカ勝ち負けにとらわれすぎている結果だと思います。
当社にとって大切なことは、正直なこと、良い仕事を楽しくやることです。
賃貸住宅の貸主と借主の双方に喜んでもらえる賃貸住宅経営をめざしています。
その結果、賃貸住宅の価値は増大し、快適な居住を実現します。
4月27日(土)から5月6日(月)まで、5月2日の通常日を休みとすると、10連休になります。
当店は年中無休ですが、当社の業務にどのような影響があるのか、これから検討します。
郵便の配送は、5月2日(木)と5月4日(土)は行われるそうです。金融機関がカレンダー通りとすると、5月2日(木)のみ動いていますが、月末・月初9日休みになります。
どんな問題が起きるのか、検討します。これからもよろしくお願い致します。
オーナーの皆様も気がかりなこと、不安なことがあれば教えて下さい。
新世代のお部屋探し
池田 峰
先月、「車を所有することに憧れやステータスや意義を見出さず、むしろ所有することを厭う世代が、今、賃貸物件の入居者となっている」とお伝えしました。今年2019年は、2000年に生まれた子どもたちが大学生となる年です。一体どんな世代なのでしょう?
1980~90年代とは比べ物にならないほど遮音性・気密性・断熱性が高い住宅で育ち、幼い頃から温水洗浄便座しか使ったことがなく、ガス調理器具で料理したことがない世代です。当然、インターネットは物心ついた時には普及していて、水道のような存在です。
それゆえ、築古物件で隣室の音が気になり、エアコンが古いと効き具合を疑い、温水洗浄便座がないと残念に思い、ガスで火を扱うことに戸惑いを見せます。もちろん極端な例ではありますが、決して大げさではありません。日々接客していると、しばしば直面する現実です。
そんな中、オーナー様からのご要望により誕生した「トーコーキッチンの朝食1年分(365食分)付き物件」が大変好評です。新規ご契約時に成約プレゼントとして、有効期限のないトーコーキッチンの朝食チケット365枚(36,500円相当)をオーナー様より贈呈するというものなのですが、初めての一人暮らしを応援したいというオーナー様の思いが伝わり、申込者とそのご家族はそのように思ってくださっているオーナー様の物件に住むことへの喜びと安心感を抱き、単なる築年数や設備状況だけではない、対価以上の価値をその物件に見出してくださっています。
今年の繁忙期の動向ですが、淵野辺エリアでは、やはり桜美林大学の一学部移転の影響が出ているようです。約2,000人が新宿キャンパスへと移動するためです。国公立や他大学との併願結果を待つ学生が前年よりも増えているように感じられます。日々の来店者数やお問い合わせ数の増減が、合格発表時期に左右されているからです。
当社はおかげさまで、1月に続き、2月も好成績を残すことができました。また、2月にご契約いただいた皆さまにアンケートを行ったところ、なんと90%以上の方が当社を選んだ理由として「トーコーキッチン」と回答してくださいました。
いよいよ併願先とされている国公立や他大学の合否が出そろいはじめます。一般入試合格者のお部屋探しが本格スタートです。ファミリー向け物件、店舗物件にも動きが出てきています。当社にご関心いただいたお客様を、オーナーの皆さまが入居者にとって住み心地のよい空間にと日頃より維持・更新してくださっている物件へ自信を持ってご案内し、満室実現を目指します。
引き続き、お力添えの程よろしくお願い申し上げます。
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