オーナー通信セミナー開催報告やオーナー様に役立つ情報、お届けします。

The Newsletter for Owners

2015年5月号

独自の賃貸住宅経営から生まれる信頼性

若葉の美しい季節になりました。
風も爽やかです。

お元気にお過ごしでしょうか。

ゴールデンウィークの連休は、いつものように交代で休みをとり、人員を減らして営業を続けました。来客は少なく、同業者もほとんど休みです。それでも家賃や駐車料金を持ってきてくれるお客様がいたり、少しですが部屋探しの人もいます。

大事なのは、いつあるかわからないお客様からの要望です。鍵を紛失したり実家に置いてきてしまったりなど、鍵関係の要望は必ずあります。違法駐車も多いです。違法駐車ではなく、止める区画を間違えてしまう人もいます。日貸しの要望もあります。入居者の親だったり近所の人だったりしますが、月極めの駐車場も空いていれば1日500円で貸し出しています。

5月4日には台所が水浸しになる漏水がありました。いつも仕事を頼んでいる水道屋さんに来てもらい、2時間で修理しました。大手プレハブメーカーのアパートですが、築30年位の建物で、台所の流しの裏の給水管から水が吹き出ていました。給水管の接合部の部品が劣化して穴が空いたのです。このメーカーのアパートでは、他の建物を入れて4回目だそうです。となればまた起こりそうです。

今回は昼間で、1階の部屋で、水道屋さんがすぐ来てくれたから運が良かったのです。これが夜で、2階の部屋で、水道屋さんがすぐ来られなかったらどうなるでしょうか。夜だと工事が大変ですし、2階で水漏れしたら1階にも被害が及びます。水を止めればトイレは使えない、料理は出来ないという事になります。布団が濡れて寝られないということもあるでしょう。ホテルを手配して、ホテルに泊まってもらうことも起きるかもしれません。

休み明けにこのメーカーのアパートの台所給水管を点検することにします。4棟で32室です。既に4部屋工事を終えているので、あと28室です。1ヶ所5万円位かかるのですが、オーナーのご了解をもらって点検します。

例年この時期に共用灯の交換、屋上点検、受水槽の清掃、改善提案などメンテナンスの仕事をします。今年の改善提案はインターネット引き込み・ゴミBOX・宅配ロッカー・防犯カメラの設置が主となるでしょう。いずれの設備も入居者に好評で、かつ不可欠な設備となりつつあります。費用はかかりますが、入居者を集め、永く住んでもらうためにやる必要があります。

このごろ気が付くと20年も30年も住んでくれている人がいます。ファミリーの人は勿論ですが、単身者でもいます。結婚しない人が増えているというのは本当です。それが恥ずかしいと言って、結婚をしないのに転居する人もいる程です。
快適な住居を提供し、永く住んでもらうようにするのが一番良い賃貸住宅経営の方向です。

当社では入居者にアンケートをして、この部屋に決めた理由を教えてもらっています。
「礼金0・敷金0・退室時修繕義務なし」という貸し方を評価してくれる人は一番多いのです。その他に「インターネット環境」「冷蔵庫・洗濯機付」「宅配ロッカー」「防犯体制」「おそうじ隊」「24時間対応」「防犯カメラ」などが好評です。

今回嬉しい回答がありました。「信頼性」と書いてくれたのです。24歳の男性で、当社管理物件に親と住んでいたのですが、独立するにあたって当社のワンルームマンションを借りてくれました。当社を選んでくれた理由が「信頼性」だったのです。この項目は既存の選択肢にはありませんので、その他の理由として書き込まれていました。最高の褒め言葉だと思いました。
東郊のマークをブランドにするという事はこういう事です。

6月13日(土)にオーナーセミナーを開きます。
今回のテーマは改装・改築・リフォーム・リノベーションです。同じような言葉で呼ばれていますが、既存の住宅に手を加えて新しい価値をつくり、利用し続けることです。その方法は間取りの変更だったり、設備だったり、色だったり、照明だったりします。

少子高齢化、人口減少時代を迎えて、これからいよいよ住宅も余り、土地も余り、店も余る時代に入っていきます。新しいものをつくっても投資の回収は容易ではありません。既存の住宅に手を加え、永く使うのが合理的です。

こんな考えのもと、セミナーでは当社の改善事例を具体的にご説明致します。
メインセミナーは全国賃貸住宅新聞社『家主と地主』で編集長として活躍している、永井ゆかりさんに講演してもらいます。全国の管理会社を知っている人ですから、きっと賃貸住宅経営や資産の活用に役立つ話を聞くことが出来ると思います。
是非お時間を都合してセミナーにご参加下さい。

いつもお世話になっています。
これからもよろしくお願い致します。

最近の記事
2024年4月号
2024年の繁忙期
2024年3月号
私たちの為事
2024年2月号
段取り八分
2024年1月号
新年の始まり
2023年12月号
基本の「基」
過去の記事
2024年

1月号

2月号

3月号

4月号

2023年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2022年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2021年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2020年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2019年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2018年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2017年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2016年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2015年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2014年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2013年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2012年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2011年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2010年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2009年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2008年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号