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The Newsletter for Owners

2023年2月号

「相模原での賃貸住宅経営」と「今なお“最新”のトーコーキッチン」

寒さきびしい日が続きます。北陸、山陰、東北、北海道などは冷え込みと大雪で日常生活が危険にさらされています。道路が長時間渋滞したり、水道が凍結したりしています。命がけです。そこにいくと太平洋側、特に関東は恵まれています。

お元気にお過ごしでしょうか。


相模原での賃貸住宅経営
池田 信


いよいよ値上げの嵐にさらされます。ガスや電気の料金もびっくりするほど上がっています。この先も上がるのだそうです。その上増税の話もちらついています。

部屋探しのお客様の予算も例年より下がっています。入居者の中にも家賃支払いが困難になる人もでてきています。経済の悪化は賃貸住宅経営にも大きく影響があります。

政府は賃上げの要請をだしていますが、応じられるのは優良企業や大企業の一部でしょう。大部分の企業は不可能と伝えられています。自営業の人などは事業の継続が困難に陥っています。

それでも町田、相模原は全国的に見れば恵まれています。人口減少も起きていませんし、物流企業の進出は進んでいます。大学も数多くあります。

気候的にも、経済的にも恵まれている相模原で賃貸住宅経営をできる幸運に感謝します。
これからもよろしくお願い致します。


今なお“最新”のトーコーキッチン
池田 峰


当社では家賃の支払い方法を振込・引落し・持参のいずれかから選択してもらっています。持参された家賃を集金していると、昨年10月ごろから五千円札の枚数が徐々に少なくなっているのを感じていました。言い換えると、千円札の枚数がグッと増えてきていたのです。「景気が悪くなると千円札が増えてくる」。先代からそう聞いていましたが、年が明けても千円札が多い状態が続いています。

景気はお部屋探しの予算設定にも反映されます。こちらは例年より低めの傾向です。体感的には10年前の2012年、アベノミクス効果が謳われる前と似ています。大学の不動産担当者も今年は例年より低いと仰っていました。しかし、それは当然の帰結なのかもしれません。値上げ、値上げ、値上げ。どこもかしこも値上げだらけの日常生活です。

それ故でしょうか。朝食100円、昼・夕食500円というトーコーキッチンが例年に増して求められていると感じます。おかげさまで繁忙期のスタートは順調です。今年も空室不足が懸念されるほどです。先日は練馬区の西武池袋線江古田駅の大学生が部屋探しで来店しました。淵野辺から電車で約1時間半の距離です。それでも、トーコーキッチンのある淵野辺から通いたいそうなのです。

そんな中、2月1日にはTBSテレビで放送の「ひるおび」でトーコーキッチンが取り上げられました。「住むだけではない。+αを兼ね備えた最新の賃貸物件」という特集コーナーでした。番組放送中から問い合わせの電話が鳴り続け、スタッフ全員が対応に追われるほどの反響でした。

一般的な部屋探しの相談はもちろんなのですが、目黒の大学に通う娘を持つ親御さんから「トーコーキッチンのある淵野辺から通わせたい」という相談もありました。在阪の賃貸経営者からは「関西でも展開してください」といった要望もいただきました。運営開始から7年を経過した今なお「最新」と称され、変わらずに、いやむしろ年を経るごとにトーコーキッチンが社会に求められているという体感が強まっています。

物価上昇率が3%とも4%ともいわれ、政府はそれを上回る賃上げを企業に要請しています。城南信用金庫が1月中旬に取引先の中小企業738社に聞き取り調査をしたところ、「賃上げする予定」と答えた企業は26.8%、「賃上げの予定なし」は72.8%だったそうです。また別の調査では、賃上げする場合でも、一部大企業が5~7%程度検討するものの、全体的には平均1%程度となるだろうとのことでした。

そこで、当社ではベア含む約10%の賃上げを行うことにしました。勇気が要りましたが、会社が社員のみんなを守るので、社員のみんなは目の前にいる一人ひとりの入居者を大切にすることに、これからも安心して専念して欲しいという思いを込めてみました。

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