オーナー通信セミナー開催報告やオーナー様に役立つ情報、お届けします。
The Newsletter for Owners
2022年6月号
「役目を終えた住宅について」と「生まれ育った地元での仕事」
緑が日に日に濃くなり、もう真夏のようです。
お元気にお過ごしでしょうか。
役目を終えた住宅について
池田 信
住むことのなくなった自宅を、売った方がよいのか、貸して持っていた方がよいのか相談されました。その人は大企業を退職して、駅の近くのマンションを買って年金生活をはじめた人です。子供は娘さん二人で結婚していて実家に戻ることはないそうです。
役目を終了した住宅をどうするかはよく相談されます。売る・貸す・収入物件にするために投資してアパートを建てるなどが考えられます。しかしほとんどの人が売るか貸すかの選択です。立地が良く、資金的にも余裕があれば、リスクを取ることも考えられますがあんまりおすすめできません。
長期的にみれば、日本は人口減少のなかで老人人口の多い国になります。不動産需要は減少していくと考えられます。まわりをみても老人だけの世帯が増えています。放置されている空き家もみかけます。個々のケースによって違いますので、ご相談はいつでも承ります。
これからもよろしくお願い致します。
生まれ育った地元での仕事
池田 峰
金利の上昇が囁かれ、建築コストが高まっている今が売り時・買い時との見込みでしょうか。4月以降、相続関連のご依頼・ご相談が過去に例を見ないほど相次いでいます。一方で、トーコーキッチンがある淵野辺に物件を購入したい、土地から購入して新築したいというご依頼も増え続けています。相続対策や売却検討など、もしお心当たりの物件がありましたら、ぜひご一報ください。ご連絡をお待ちしております。
さて、3月にお送りした当通信にて、今更ながらの自身への情操教育として、京都の花屋さんに四季折々の草木をあしらった寄せ植えを毎月定期便で送ってもらっているという話を記させていただきました。すると、あるオーナーさまから、その花屋を教えて欲しいとのお問い合わせをいただきました。とてもうれしいご連絡でした。
恥ずかしながら実を申しますと、そのオーナーさまにはまだ直接お会いしたことがありませんでした。そこで、直ちに花屋の情報をご自宅へお届けにあがりました。すると、玄関先で待ってくださっているではないですか。恐縮しきりでご挨拶をさせていただいたところ、幼い頃にお世話になった私のことを覚えていてくださいました。そして、いつも当通信を楽しみにしていると仰ってくださいました。本当にありがたい限りです。
当通信はオーナーの皆さま、取引関係業者の皆さまに送らせていただいていますが、当社ホームページにも全文を掲載しています。そのため、30年前に入居者だった方が感想をくださったりします。現在入居中の方や、部屋探しにご来店のお客さまからも反響をいただくことがあります。保育園のときの先生も、小学校のときの友達の親御さんも、中学校のときの部活の先輩も、高校のときの担任の先生も、当通信を読んでくださっています。
トーコーキッチンでは、幼い頃によくお使いで行った魚屋さんと八百屋さんが協力してくださっています。卒園した保育園を運営する社会福祉法人は生活介護事業所で作られたクッキーを毎週届けてくださっています。
私が東郊住宅社に入って、間もなく10年になろうとしています。会社を継がせていただいてからは5年になります。2026年には当社は創立50周年を迎えます。
生まれ育った地元で仕事をさせていただくということ。
最近、それが意味することと、その意義をより強く感じる場面に遭遇しています。
これからも精進して参ります。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
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