オーナー通信セミナー開催報告やオーナー様に役立つ情報、お届けします。

The Newsletter for Owners

2011年7月号

第23回のオーナーセミナーを行いました。

盛夏お見舞い申し上げます。 今年の夏は節電の工夫をしています。 事務所のロールスクリーンを遮光タイプのものに変えました。 御存知のように当社の事務所は盛大に西日があたるので、太陽光による影響が大きいのです。遮光タイプのロールスクリーンで大分防げます。しかし、今度は事務所の中が暗くなるので、人のいる所だけ蛍光灯をつけています。 お客様が、事務所の中が暗いので休みかと思った、という程です。 エアコンは室内温度が29度になるまで止めています。3ヶ所ある排煙窓を開け、大型扇風機を使って換気しています。風の通りを良くするため、自動ドア上の固定されている欄間を開閉できる窓にするつもりです。 6月の電気使用量は前年の半分でした。

先日小田急線に乗りましたが、車内は暗く、広告ポスターが90%はなくなっていたのでびっくりしました。広告ポスターが少ないのは、企業自体が自粛しているからでしょうか。一時のテレビの公共広告機構(AC)みたいなものでしょうか。これから先、電力不足と原発事故が終息しないと、社会にも経済にも元気が出ません。力のある会社はどんどん日本から出て行ってしまい、国内の雇用も減ってしまう恐れがあります。日本が長期衰退過程に入っていくようです。 事実当社の6月の賃貸仲介売り上げが6割減になりました。3月~5月は10~20%の減少で想定の範囲内でした。しかし、6月の急減にはびっくりしました。来客も減り、成約も減っています。 新聞によると、連休明けから生産も消費も戻りつつあるとのことです。デパートの6月の売り上げは、前年同月を上回っています。不動産業あるいは賃貸市場は少し違う動きをしているのかもしれません。当社だけかというと、同業他社も全くダメと言っています。田園都市沿線でもよくないというのですから、全体的によくないのです。相模原の同業者では、今年は繁忙期がなかったと言っています。 これからは支出を抑え、長期低迷経済に耐えられる節約経営をしていきます。 一生懸命清掃して、一生懸命入居者要望に応え、お客様に支持される管理会社になります。顧客に支持されている会社は生き残ると思うからです。

6月18日に第23回のオーナーセミナーを行いました。多数のオーナー様の御参加、ありがとうございました。 ミニセミナーで櫻内工務店の社長が、支援活動に行った大船渡の写真を見せて報告しました。いま推進している地熱利用のエコハウスの説明もありました。地下5メートルの一年中16度の空気を取り出すアイデアです。新築時なら安い費用で設備できます。 もう一つのミニセミナーでは、私の長男の池田峰がニュージーランドの不動産賃貸事情の報告をしました。映像も多く分かりやすかったと評判でした。 家賃が週単位で、3週間分の敷金は政府機関が預かって、仲裁にも入ってくれるというのは驚きでした。延滞や修繕トラブルは全くないとのことです。 メインセミナーの本田桂子先生の「エンディングノートの書き方」という講演は、淡々とエンディングノートを使って自分の望む老後・葬式・相続を設計する方法を説いて好評でした。延命治療を受けるか受けないか、尊厳死を望むかどうか、臓器提供をするかどうかなど、本人がはっきりと意思表示をしてくれていれば迷わずに済みます。 こういうことがいっぱいあるということが分かりました。残った人が困らないように意思表示をすべきだと分かりました。

まだまだ暑い日が続きます。 ご自愛の上ご活躍下さい。

最近の記事
2024年11月号
変化に順応する姿勢と勇気
2024年10月号
調査の数字と現場の体感
2024年9月号
未来に誇れる現在を
2024年8月号
これからの社会に備えて
2024年7月号
目の前の一人に真摯に
過去の記事
2024年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

2023年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2022年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2021年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2020年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2019年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2018年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2017年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2016年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2015年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2014年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2013年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2012年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2011年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2010年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2009年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号

2008年

1月号

2月号

3月号

4月号

5月号

6月号

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

12月号