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The Newsletter for Owners
2020年9月号
「変化をチャンスに」と「新たな入居者サービス『ゴーヨーキーキー』」
9月になっても暑い日が続きます。
今年の気候は極端で、7月は連日雨、8月は酷暑でした。
9月は台風の月になりそうです。
お元気にお過ごしでしょうか。
変化をチャンスに
池田 信
コロナの拡大はまだまだ続いています。密を避け、移動をしないことが大原則ですので、生活も仕事も住み方も変わってきます。
デジタル化が一気に進み、対応できる人・集団・会社と、出来ない人・集団・会社とは
大きな差がついていきます。
当社でも仕事のやり方を大きく変えていく必要があります。
これからはコロナのような世界的感染症、人口減少、気候の大変動という三つの要因が社会を変えていきます。
当社の仕事では若い人が主な顧客層ですから、大学生や単身者の生活や働き方に大きく影響されます。
大学の授業がオンライン化され、登校の必要がなくなりますと、大学の近くに住む必要がなくなります。
会社へ出社することがなくなりますと、求められる住居も変わってきます。
変化をチャンスに変えられるか、会社の実力が試されます。
良い賃貸住宅経営を続けていきましょう。
これからもよろしくお願いします。
新たな入居者サービス「ゴーヨーキーキー」
池田 峰
8月に入り、大学の授業がオンライン主体となったことによる退室が若干増えました。一方でそれを補うように、生活環境向上を目的とした住み替えを考える学生や、実家からの独立を目的とした社会人の来店が9月に入っても続いています。前者は自室での生活時間増加が、後者は通勤や同居家族に対する感染リスク軽減が主なきっかけとなっているようです。
第2波のピークは過ぎたと伝えられるものの、依然として心安らげない日が続いています。延期された東京オリンピック・パラリンピックが来夏開催と迫っている中、秋から冬にかけてはインフルエンザとの同時流行が警戒されます。来年前半には全国民にワクチンを確保するという報道もありますが、新型コロナとの関係は「2年後に収束」という予測もあれば、「永遠に共存」という見解もあります。
AI、スーパーコンピュータ、自動運転といった人を介在させずに世界を動かす科学技術が日常に溶け込む今日においても、人を介在させずにいられないウイルスが人智を超えて瞬く間に世界を翻弄する不条理さは、見えない未来が近いほど強く感じます。
しかし、どんなに未来予測が困難としても、今現在、実際に目の前にいる入居者の皆さま一人ひとりが快適に住み続けていただけているかどうかは、日々肌で感じて確認できます。そして、お困りごとがあった場合にも、対話を重ね、真摯に寄り添い続けることができます。当社スタッフは皆、そこに仕事の喜びを感じています。これは当社、東郊住宅社の強みです。
そこで、その強みを生かし、新たな入居者サービス「ゴーヨーキーキー」を開始します。昔でいうところの「御用聞き」のような感じでしょうか。入居者の皆さまに100円からご利用いただけるお助けサービスです。家事代行など、暮らしのお手伝いをさせていただきます。
例えば、電球を交換したり、買い物を代行したり、パソコンのお手伝いをしたり、お部屋を清掃したり、粗大ごみを搬出したり。ときには、お話し相手になったりするかもしれません。
当社管理物件入居者の皆さまに、より安心・安全に暮らしていただくためのサービスです。高齢の方や小さなお子さんのいるご家族などには、ちょっと手が必要なときに気軽に声をかけていただき、便利にご活用いただけるとうれしいなと思っています。
トーコーキッチン同様、オーナーの皆さまにも当サービスをご利用いただけます。来月の当通信郵送時にご案内チラシを同封させていただきますので、ぜひお気軽にご利用ください。
それでは皆さま、引き続きお気をつけてお過ごしくださいますようお願い申し上げます。
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