2026年7月号
深化の先の進化
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早いもので2026年も半年が過ぎました。
一年の折り返しです。
上半期に台風8個発生は平年の約2倍で、
異例のハイペースとのことです。
今年は平年より多く発生する予報ですので、
台風シーズンに向けてしっかり備えましょう。
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「明日、2つの台風が同時に関東接近となるか?」と、ニュース番組でダブル台風の動向が報じられていた6月26日22時29分ごろ、山梨県東部の富士五湖を震源とする地震があり、山梨県富士河口湖町で震度6弱の地震が観測されました。
相模原市中央区でも大きな揺れを体感し、震度4が観測されました。緊急地震速報が鳴り、激しく横に揺れました。揺れている時間も長く感じられた地震でした。
私たちは震度4以上の地震が発生した際には、24時間365日いつでも、エレベーターが付いている管理物件全てを手分けして直ちに巡回し、安全確認を行っています。今回も然りです。発生から8分後の22時37分、台風が首都圏に最接近する直前の雨の中、出動です。
物件に到着したら、エレベーターの動作確認です。停止している場合は、エレベーター内に閉じ込められた人がいないか、各階ドア越しに声を掛けて確認です。無事が確認されたら、使用禁止の張り紙を貼り、エレベーター会社に電話で復旧依頼です。とはいえ、このような事態です。エレベーター会社の回線はパンク状態となるため、電話はすぐに繋がりません。(それゆえ、私たちは管理会社として、いち早く安全確認を行う必要があると感じています)
強い揺れの場合には、二次災害防止のためにもエレベーターが自動的に停止するのですが、運転再開にはエレベーター会社の点検が必要となるため、電話をかけつつ、次の対象物件へ移動です。道すがら、営業中の店舗物件にも顔を出して無事を確認し、巡回を続けます。
今回の地震では対象となる14物件中10物件でエレベーターが停止しましたが、それによる被害・事故は一切なく、ホッと胸を撫で下ろしました。
話は変わり、ダーウィンは説きました。
環境に合わせて自ら変化するわけではなく、偶然変異による特徴でそのときの環境に最も適応できた者が生き残る(適者生存)。つまり、「変化できる」からではなく、「たまたま運が良かった」からであり、力の強さや賢さは絶対ではなく、強い者が生き残る(弱い者が絶える)とは限らない。
「生き残れるのは変化できる者。さぁ、変化を恐れずに!」なんていう文脈でついつい使われがちなダーウィンの進化論ですが、どうやらそれは誤った解釈で、ダーウィンが説いているのはこういうことだそうです。
ここ数年、大切なお取引先から廃業のお知らせをいただくことが続いています。
それぞれ業種は異なりますが、創業190年、80年、50年、40年といずれもその歴史は長く、お客様に愛され、求められ続けていた唯一無二の企業です。高齢化、後継者問題、人材不足、原材料費高騰、世界情勢不安、M&Aなど廃業に至る要因は様々で複合的ですが、その決断、その進化に心から敬意を表します。
先々月の5月17日のことです。来春に向けたお部屋探しのお問い合わせがあり、東郊住宅社の2026-2027年の繁忙期がスタートしました。入居11か月前のお部屋探しです。きっかけはトーコーキッチンです。トーコーキッチン運営開始以前には、この時期にこのようなお問い合わせはありませんでした。偶然思いついた入居者向け食堂が、東郊住宅社を今の時代に喜んでもらえる不動産屋としてもらえているとつくづく感じます。
学生たちからの評判を聞きつけて東郊住宅社の管理物件に入居してくれた大学教授がいます。
部活内で評判が良いからと東郊住宅社の管理物件でのみお部屋探しをする運動部員もいます。
TVで取り組みを知り興味が湧いたので東郊住宅社の管理物件に引っ越した会社員もいます。
離婚後の住まいを東郊住宅社の管理物件に決めてお部屋探しをするシングルマザーもいます。
娘に強く薦められた東郊住宅社の管理物件を上京先の新居として選んだ単身高齢者もいます。
運営開始から10年が経ち、最近よく聞かれる質問があります。
「トーコーキッチンを始めたときに、今のように求められる未来は想像していましたか?」
僭越ながら、答えはYesです。しかし、まだ不十分です。
なぜなら、管理会社としてできることがまだまだあると感じているからです。
時代を追う変化を求めるよりも、私たちの職務の深化を追求し、皆さまのお役に立てる東郊住宅社でありたい。6月26日深夜。エレベーター巡回で淵野辺のまちをあちこち走り回りながら、改めてそう感じました。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
書籍「トーコーキッチンへようこそ!~日本一『味どう?』と聞いている不動産屋の話~」好評発売中!
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